田中川の生き物調査隊

平成12年3月発足。伊勢湾に注ぐ田中川流域の自然と生き物を調べ、知らせる活動をしています。三重県内の生き物も紹介します。

アカウミガメ漂着死骸

2008-08-30 | ウミガメ
アカウミガメ
津市河芸町の芦原海岸。7月29日に確認したアカウミガメの産卵巣のすぐ近く。
アカウミガメの漂着死骸を知人が発見して連絡をくれた。
見に行くと、体の下半分が無い、船のスクリューに巻き込まれたものと思われる。今年はこんな漂着死骸が多いと聞いていた。
三重大学の「カメップリ」のメンバーに連絡を入れておいた。後日、調査に伺いますとのことであった。
満潮の波に洗われているアカウミガメの口元は鳥の嘴のように見えた。硬い貝殻も噛み砕く頑丈な厚い嘴。カメには歯が無かったんだと改めて思った。
2008.8.28

イチモンジセセリ

2008-08-30 | チョウ
イチモンジセセリ
ヤブガラシの群生地を巡っていて、2週間ほど前から急に目立って増えてきたと感じるのがセセリチョウ科のイチモンジセセリだ。
後翅の4個の白斑が一列に並んで見えるので、「あっ、一文字だ」と瞬時に判る。
秋の個体は翅の色が濃くなる。終齢幼虫期の日長時間によるものらしい。
チョウは研究者も多く、生態も良く調べられている。
謎の少ない生き物にはあまり興味が湧いてこない。他の人に任せておこう。
2008.8.26

アズキマメゾウムシ

2008-08-25 | 甲虫
アズキマメゾウムシ
数日前から部屋の蛍光灯に小さな黒っぽい虫が集まってきている。触ると体は意外と硬い。ゾウムシみたいだなあと感じた。
ルーペで見ると、長い鼻は無いがやはりゾウムシの仲間かなと的を絞って甲虫図鑑を眺める。
マメゾウムシ科のアズキマメゾウムシ Callosobruchus chinensis 
体長は2~3ミリ。約40日で成虫になり、年に5~6回も世帯交代するという。
アズキの大害虫。
はたと思い当たった。
ぜんざいの好きな私の家にはアズキの買いだめがあることに。
百匹以上のアズキマメゾウムシが私のアズキを食べていたのである。
ビニール袋ごと冷凍室に放り込んで、凍死させ、一匹残らず退治したことは言うまでも無い。
2008.8.24

アズキマメゾウムシ
オスの触覚はくし状、メスはのこぎり状 
この個体の触覚はくし状だからオス

アズキマメゾウムシ

ニジュウヤホシテントウ

2008-08-24 | 甲虫
ニジュウヤホシテントウ
ヤブガラシの花に体長6ミリほどのニジュウヤホシテントウが居た。
テントウムシ科のニジュウヤホシテントウはジャガイモなどナス科の害虫として知られている。
ナス科の葉ばかりを食べているのかと思っていたが、花の蜜も吸いにくるのか。
それにしても、ヤブガラシはいろんな虫たちに愛されているんだなあと改めて思った。
2008.8.21

アカウミガメの孵化率

2008-08-23 | ウミガメ
孵化率調査
114個体が孵化脱出した産卵巣(大きく凹んでいる)を掘り起こそうとしているところ。

6月18日に産卵したアカウミガメ。2ヵ月後の今月17日に子ガメたちが無事脱出していった。
その4日後の今日、産卵巣を掘り起こして孵化率の調査が学生たちにより行われた。
孵化脱出114個体÷産卵数132個×100=孵化率は86.3%
未脱出個体は無く、未孵化の卵18個のうち発生後期が3個、残りは発生初期から中期で死亡していた。発生中期で死亡した卵のうち、7個は小穴が開いており、虫による食害を受けていた。

全ての写真及びデータは三重大学の「かめっぷり」から提供を受けたものである。
2008.8.21

アカウミガメ産卵

孵化率調査
写真は無事孵化した卵殻。1個づつ掘り出して並べていく。

孵化率調査
産卵数132個は平均より多い。写真手前が無事に孵化した卵殻。紙のような感触で空気に触れるとたちまち乾燥。ぱりぱりとなる。

孵化率調査
産卵巣に取り残された未孵化卵。割ってその発生段階を調べる。
発生初期の卵を割ってみたところ。卵殻は薄いゴムのような感触。

孵化率調査
発生後期の卵。色素も沈着し背甲もできている。

孵化率調査
発生後期に死亡した卵の中の子ガメ。卵の中でまばたきもしていたと思われる。調査の後埋葬された。


ウミガメのフジツボ

2008-08-23 | ウミガメ
アカウミガメ漂着
津市河芸町の芦原海岸にアカウミガメの漂着があった。すでに蛆虫が湧いていたので何日も前のことだと思う。外傷はなく、死因は不明。前肢に爪が無かったので雌と思われる。
この日は三重大学の「かめっぷり」の学生一人と地元のS女史が計測記録し、埋葬した。
埋める前に、前肢に付いていたフジツボを採集した。漂着死体の腐臭もきつかったが、フジツボも同じ臭いがしていた。
2008.8.22

Platylepas hexastylos (Fabricius)
カメフジツボではなく、和名の無いPlatylepas hexastylos (Fabricius)と思われる。
直径12~15ミリの楕円形。高さは4ミリほどだから平べったい感じ。

ヤマトアシナガバチ

2008-08-22 | ハチ目(膜翅目)
ヤマトアシナガバチ
津市河芸町の海岸地帯。水路脇のヤブガラシで吸蜜するヤマトアシナガバチを見つけた。接写しても逃げようともしない。威嚇性、攻撃性もアシナガバチの中で最も弱いようだ。地域による体色変化があるという。
中型のハチ。体長はオスで16ミリ前後。セグロアシナガバチよりも小型。
草木の茎や細い枝に巣を造り、巣の育房のキャップは黄~黄緑色をしているという。
かつては普通種であったが、全国的に数は減ってきており、栃木県では絶滅危惧I類(Aランク)、埼玉県では絶滅危惧IB類、群馬県では絶滅危惧I類、茨城県では危急種に指定されている。
2008.8.21

ヤマトアシナガバチ
スズメバチ科 Polistes japonicus de Saussure

ヤマトアシナガバチ
後腿節の上面は黒色。触角のつけ根は黒くない。
胸に黄褐色の2本の縦筋がある。
黒色の中胸背板に1~2対の黄色く明瞭な縦帯状の斑紋を持つ。
腹部第1節黒帯の中央が後方に伸びない。

クロアナバチ

2008-08-21 | ハチ目(膜翅目)
クロアナバチ
ヤブガラシの群生地に居ると、このクロアナバチが勢いよく飛び回っていて、今にもこちらにぶつかって来そうな気がする。クロアナバチの動きを目で追いかけても見失うくらいの俊敏さである。むしろ傍若無人である。
私はもともと黒い学生服が嫌いであった。喪服も大嫌いで、上下とも黒ずくめの服装をしている人も好きになれない。
このアナバチも全身が黒である。全く好きになれない。
クロアナバチは土中に巣を造り、キリギリス科の虫を巣に運び込んで産卵するというが、クロアナバチの生態など、全く興味が湧かない。
とにかく、腹が立ってくる。黒は嫌いだ。
2008.8.19

クロアナバチ
2008.8.9

ヒメアカタテハ

2008-08-21 | チョウ
ヒメアカタテハ
海岸近くの休耕田にシロバナサクラタデが群生している。その花に絡み付いて離れようとしないヒメアカタテハを見つけた。
ほぼ日本全土に生息しているタチハチョウ科の陽地性の種で、日当たりの良い草地や田畑の周辺で見られる。
秋には個体数が著しく増えるという。
キク科植物に好んで吸蜜に集まるらしいが、シロバナサクラタデはタデ科、いろんな花に集まるようだが、樹液や腐果には集まらないらしい。
越冬形態は主に幼虫のようだが、成虫で越冬することもあり、温暖な地域では越冬態は定まっていないようである。
前翅の中室あたりの赤さは私のお気に入り。火照った体を白い花で冷ましているように感じられた。
2008.8.21

ヒメアカタテハ

オガサワラツリアブ

2008-08-17 | ツリアブ
オガサワラツリアブ♀
ツリアブ科 オガサワラツリアブ Exhyalanthrax ogasawarensis(Matsumura) 
なお、Anthrax ogasawarensis Matsumura. 1916 の学名は古い学名である。

津市河芸町の砂浜海岸で、ヤブガラシに訪花したオガサワラツリアブを見つけた。
『鈴鹿市の自然』に、鼓ヶ浦海岸で2006年7月中旬に採集された個体が三重県からは初めての記録であると標本写真入りで紹介されている。その標本写真とこの個体は瓜二つである。
スキバツリアブの小さな個体かなと思いながら、写真撮影していたが、翅の前縁の黒班の形状が全く異なることに後で気がついた。
小笠原特産種(九州大学の昆虫学データベースによると、分布は小笠原父島となっている)とされてきたが、山口県光市での記録があるなど本州からも数箇所(京都、兵庫など)で発見されているようだ。
「海浜性の種で、自然度の高い海岸に限って生息しているようである。」と同書に記されている。
なお同書の目録では、学名をAnthrax boninensis (Matsumura)としているが、これはオガサワラホシツリアブの学名だと思う。
オガサワラツリアブについて、図書館等で調べてみたが、何の情報も得られなかった。
その後、何度か発見場所に出かけているが、二度と会えていない。
2008.8.1

オガサワラツリアブ

オガサワラツリアブ

追記
1981年発行のPacific Insects Vol.23,no.1-2:189-200に発表された「STUDIES IN PACIFIC BOMBYLIIDAE(DIPTERA)」By Neal L. Evenhuis によると、オガサワラツリアブは雌雄によって翅の黒い紋と翅脈が少し異なる。
オガサワラツリアブ雌雄の翅図
Exhyalanthrax ogasawarensis(Matsumura)雌雄の翅図

オガサワラツリアブ右翅
津市の海岸で見つけた個体の右翅

同論文の図と見比べると、この個体は♂(否、後日♀と判明)の翅に近いと思われるが、微妙に違うような気がする。外国のサイトで調べたところ、Exhyalanthrax afer (Fabricius, 1794) の翅にそっくりであった。ヨーロッパから南シベリア、中国に分布し、東洋区やエチオピア区にも分布している種であるが、日本での記録はまだ無さそうである。
体毛が綺麗に残っているので、羽化して間もない新鮮な個体と思われる。

1931年発行の「日本昆虫大図鑑」によると
「体黒色、金色の短毛多し。口吻並に触覚は褐色。胸背に黒色の長毛を粗生す。翅透明、前縁における翅底の半部は広く黒色。腹部に金色の鱗毛多く、少しく黒毛を混生す。腹面の基部に黄色の長毛を粗生す。脚黒褐。体長三分内外。これは父島の道路に少なからず。
分布---小笠原島(父島)」

コフキトンボ♂

2008-08-16 | トンボ
コフキトンボ♂
干潮の田中川干潟。ハマボウ古木の近くでコフキトンボを見つけた。
植生の多い池沼、湿地を好み、羽化後もほとんど水域を離れることは無いらしい。
干潟に流れ込んでいる淀んだ排水路でも見かけたことがある。
葉の先を軽くつまんで止まる様子が可愛い。
近づこうとしたら、逃げられてしまった。
尾毛の先端が下方に曲がっていれば♀、この子は♂。
2008.8.15

マエグロツリアブが暮らす環境

2008-08-15 | ツリアブ
マエグロツリアブ♂
2008.8.13 マエグロツリアブ♂

マエグロツリアブの生息範囲は津市河芸町の海岸地帯の広い範囲にわたっている。私が彼らの姿を一度なりとも見かけた範囲は延長3キロメートルを超えている。
彼らの生息場所に共通しているのは、この辺りの海岸部には普通に生えていることだが、ヤブガラシ、マサキ、アカメガシワのいずれかが近くにあること。海岸地帯だから当然ではあるが、砂浜が近くにあること。オオモンツチバチが飛び回っていること。

7月の後半から、マエグロツリアブの個体数が減ってきたように感じている。生息場所によっては一頭も見つからないことが続いた。
特に♂の個体の写真が撮れていない事に気がついた。しかし、最近になって我家から最も近い海岸にマエグロツリアブがまだまだ軽く10頭以上は居ることが分かってきた。雄たちも元気であった。
このところ、彼らの翅も痛んできている。
彼らは何時まで活動を続けるのであろうか。それを見届けるのも私の役目と思っている。私の住む町に彼らが暮らしているのだから。

マエグロツリアブ♂
2008.8.11 マエグロツリアブ♂

マエグロツリアブ♂
2008.8.11 マエグロツリアブ♂

マエグロツリアブ生息地
この砂浜にはヤブガラシが生えていない。ヤブガラシが生えていない唯一の生息地である。マサキ、アカメガシワはあるが、訪花しているマサキやアカメガシワはこの写真に写っていない周辺部の株である。マエグロツリアブの他にスキバツリアブも見られる。オオモンツチバチやコモンツチバチが多い。ハマボウフウの群落地付近ではマエグロツリアブが俊敏に飛び回っているのを見ている。地面への産卵活動?のような動きも何度か見ている。彼らが体を休める空間がここにはあるように感じている。

マエグロツリアブ生息地
マサキ、アカメガシワ、ヤブガラシが生えている。マエグロツリアブとクロバネツリアブが見られる。手前の砂浜では、産卵活動?のような動きを見ている。またトンボの接触産卵のような動きで、あちこちの植物に次々と下腹の先を打ち当てるような仕草をしているのを見ている。マエグロツリアブの個体数は多かったが、最近では数頭しか見かけない。

マエグロツリアブ生息地
堤防際の砂浜では2008.7.3マエグロツリアブが集団で産卵行動?をしていた。堤防の反対側にはヤブガラシが生え、マエグロツリアブとクロバネツリアブがよく見られたが、一時的なものであった。ここの集団はどこへ行ってしまったのだろうか。

マエグロツリアブ生息地
2008.8.11 ヤブガラシに一面覆われた生息地。スキバツリアブ、クロバネツリアブも見られるが、マエグロツリアブが最も安定した個体数を維持している場所。

マエグロツリアブ生息地
2008.6.26 上と同じ場所だが、ヤブガラシは周辺部に少し花咲きだした程度。焼却灰やカニ殻が捨てられている。かつては砂浜であった。

マエグロツリアブ生息地
ヤブガラシが花咲く海岸堤防際の畑。マエグロツリアブとクロバネツリアブが一時的に集まってきていたが、その後全く姿を見せなくなった。その理由が分からない。

マエグロツリアブ生息地
バッタ類が多い。マエグロツリアブ、スキバツリアブ、クロバネツリアブなどが見られる。アカメガシワ、マサキ、ヤブガラシが育つ。

マエグロツリアブ生息地
松の木近く、夕方にハマゴウの枯れ枝で休むマエグロツリアブやスキバツリアブを見かけた。

タンキリマメ

2008-08-14 | 草花
タンキリマメ
津市河芸町の海岸地帯で久しぶりにマメ科のタンキリマメに出会った。
セイタカアワダチソウなどに絡み付いて、花を咲かせていた。
関東地方以西に分布している暖地性のつる性多年草。
豆果が熟すと2個の黒い種子が見えてくるようになる。その様子が忘れられない。また、会いたい。
2008.8.10

タンキリマメ

アカウミガメ産卵巣の確認

2008-08-11 | ウミガメ
アカウミガメ産卵巣
2008.7.29近所の人からの連絡を受け、ウミガメの上陸跡を確認する。
芦原海岸で今年5ヶ所目の上陸跡である。
砂が掘られて少し凹んだ所があった。その隣は周りよりも少し高くなっているような感じ。この少し高くなっているところこそ、アカウミガメが産卵後に埋め戻した場所ではと直感した。
地元で長年ウミガメの上陸、産卵、孵化の記録を残している方と一緒に、産卵巣を確認することにした。
直感した場所を掘ってみる。
すぐに湿り気のある砂が出てきて、意外と硬さを感じる。埋め戻した感じがしない。
20センチ以上掘り進めたとき、砂が急に軟らかくなった感じ。指がスムーズに中へ入っていく。何か軟らかくザラついたものに触れた感触が指先にあった。
アカウミガメの産卵巣であることを確認。芦原海岸で今年3ケ所目の産卵巣となった。
すぐに関係者に連絡しておいた。
これまでの当地での調査記録から判断して、孵化は早くても9月中旬と思われる。

アカウミガメ産卵巣
この場所なら、台風が来ても大丈夫と思う。

アカウミガメ産卵巣
卵の一部に凹みが見られた。

アカウミガメ産卵巣
地表から30センチ強の深さのところで卵に触れた。卵の数は孵化後に行われる孵化率調査により明らかにされる。

アカウミガメ産卵巣
この辺りでは何度かイタチやキツネが目撃されており、アカウミガメの産卵巣も何度か被害を受けている。このため、獣害を防ぐ目的で孵化が近づく頃まで産卵巣の周りをネットで覆う。
また、バイクや4駆が砂浜を走るので、周囲をトラロープで囲って産卵巣を保護している。

キアシハナダカバチモドキ

2008-08-10 | ハチ目(膜翅目)
キアシハナダカバチモドキ
ハチ目アナバチ科 キアシハナダカバチモドキ Stizus pulcherrimus (F.Smith)

津市河芸町の海岸地帯で、ヤブガラシに訪花する昆虫を調べていたところ、オレンジ色の肢をしたハチを見つけた。大きさは周りに飛び交っていたオオモンツチバチ♀と変わらない程度。
どうやら、海岸砂丘や海岸の砂地に生息していて、各地のレッドデータに載っているキアシハナダカバチモドキのようである。
周辺にはオンブバッタやマダラバッタ、クルマバッタモドキなどキアシハナダカバチモドキが狩りそうな種が多い。バッタ類の幼虫や成虫を地中の巣穴に運ぶ彼らの姿を見てみたいと思う。
2008.8.6

環境省は2007年版にてアナバチ科で準絶滅危惧に選定している。
同じく準絶滅危惧種とした京都府のレッドデータブック(H13年度)ではアナバチ科としている。また形態については「体長23mm前後、黒色の体に黄色の斑紋と赤褐色の肢をした美麗な種」と紹介している。
また、平成12年度に準絶滅危惧とした山口県のレッドデータではアナバチ科とし、「ニッポンハナダカバチやトガリアナバチと体型的にはよく似るが、斑紋で識別は可能である」と紹介している。
希少種に選定した福井県のレッドデータブック2002では、ドロバチモドキ科とし、「中国から記載された種で,モンゴル,朝鮮半島,日本にも分布する.わが国では,本州,四国,九州の海岸や河川下流域に生息するが,各地とも個体数は大変少ない」と解説している。
8月に日当たりの良い固まった砂の裸地を選んで砂中に営巣する。餌は,周りに生息するイナゴ、ササキリ類やバッタ類を狩り、狩った最初の獲物に産卵するという。

キアシハナダカバチモドキ

キアシハナダカバチモドキ
写真はいずれもヤブガラシに訪花したキアシハナダカバチモドキの同一個体