田中川の生き物調査隊

平成12年3月発足。伊勢湾に注ぐ田中川流域の自然と生き物を調べ、知らせる活動をしています。三重県内の生き物も紹介します。

ヨツボシクサカゲロウ

2009-05-31 | 三重の生き物
ヨツボシクサカゲロウ
クサカゲロウ科のヨツボシクサカゲロウ Chrysopa pallens (Rambur)

我が家には昼間の訪問客は無いが、玄関の明かりが灯る頃から訪問客が増える。人ではなく、虫たちである。今夜はヨツボシクサカゲロウ。

新訂原色昆虫大図鑑Ⅲには「開張35~40mmの大型種。顔に4~7個の黒紋を有する。日本全土を含む旧北区に広く分布し、台湾・中国にも産する。」とある。

原色日本昆虫図鑑(下)には、学名がChrysopa septenpunctata Wesmaelとされ、「体長13~15mm、前翅長19mm前後。顔面に黒紋が2~7個あるが、日本には4~5個のものが多い。果樹園などに多く、幼虫成虫ともにアリマキ・カイガラムシの幼虫・アカダニ・小蛾の幼虫などを捕食する。」とある。

クサカゲロウの英名はgreen lacewing。
卵は、優曇華(うどんげ)の花とよばれるものだが、まだ見たことが無い。

ヨツボシクサカゲロウの雄はマタタビの匂いに誘われて集まる習性があると古くから知られている。雄の触角が一種のアルコール成分を感じ取っているようだが、雌にはそのような習性は無いらしい。雌の匂いがするのかなあ。雄は誘惑に弱いんだろうか。
2009.5.29

クモンクサカゲロウ
アカスジクサカゲロウ水面に浮かぶ

ヨツボシクサカゲロウ

ヨツボシクサカゲロウ

キンモンガ

2009-05-31 | 
キンモンガ
アゲハモドキ科のキンモンガPsychostrophia melanargia Butler, 1877

鈴鹿市の椿渓谷。
林縁をキンモンガが飛んでいた。
近くの草むらに飛べないキンモンガがいた。右翅の半分以上が欠けている。
昼間に活動する蛾。本州、四国、九州に分布。
幼虫の食餌植物はリョウブ。成虫の出現期は5月末頃から9月初め頃まで。

羽化して間もないことだろうに、誰かに襲われたのだろうか。ひょろけるように移動していた。もう舞うことは出来ない。
2009.5.25

カンキツヒメガガンボ

2009-05-29 | ハエ目(双翅目)
カンキツヒメガガンボ
鈴鹿市の椿渓谷で木々の梢をスイーピングした。
捕虫網に黄緑色のガガンボが入っていた。
翅長は約10ミリ。体色は透明感のあるエメラルドグリーン。華奢な体である。

ヒメガガンボ科Limoniidaeのカンキツヒメガガンボ Libnotes amatrix (Alexander, 1922) (新訂原色昆虫大図鑑による)

カンキツヒメガガンボは翅に特徴のある斑紋を有する種で、体は黄緑色を呈する。中胸側面は黄褐色。中胸背面も黄褐色で2条の暗褐縦条を有する。触角は黄色。脚は暗褐色だが、腿節の末端は明らかに淡黄色となる。幼虫がミカンを食害する害虫である。本州、四国、九州に分布する。(新訂原色昆虫大図鑑より)

Catalogue of the Craneflies of the Worldによると、Limoniinae ヒメガガンボ亜科に属し、学名はLibnotes (Libnotes) amatrix (Alexander, 1922)。分布は日本のほかに Russiaの FE (Primorskiy kray, Sakhalin, Kuril Is) 。 flight periodは日本では6月と9月。

原色日本昆虫図鑑(下)によると、カンキツヒメカガンボの学名を Limnobia amatrixとし、「体長7~8mm、翅長8~9mm。体は淡黄褐色で、生時は緑色味をおびる。口吻は濃褐色。平均棍の棍部のみ黒褐色。幼虫は柑橘類の害虫。」などと記されている。
図鑑の標本写真にはエメラルドグリーンの色は見えていない。

九大目録では学名がLimonia amatrix となっている。どうやら属名がたびたび変更されているようだ。

ミカンの害虫とされているが、私がスイーピングした辺りでは柑橘類の木はなかったように思う。ふたたび、生きた美しいカンキツヒメガガンボに会いたいと思っている。
2009.5.25

カンキツヒメガガンボ

カンキツヒメガガンボ

カンキツヒメガガンボ

カンキツヒメガガンボ

渓谷のガガンボカゲロウ

2009-05-28 | 三重の生き物
ガガンボカゲロウ
ガガンボカゲロウ科(Dipteromimidae)のガガンボカゲロウ Dipteromimus tipuliformis

鈴鹿市の椿渓谷。細い流れのある近くの草にカゲロウが止まっている。
脚が長く、3本の尾毛があり、腹部には斜めの黒条がある。前翅長17ミリ。
ガガンボカゲロウは大型のカゲロウで、5月から10月に羽化し、年1世代。本州中部以南から琉球に分布し、山間渓流付近に産する。近づいても逃げないので、捕まえやすい。スレンダーで身奇麗な感じがする。
原色日本昆虫図鑑ではフタオカゲロウ科とされている。
新訂原色昆虫大図鑑によると、ガガンボカゲロウ科は日本特産、1属2種、各脚は長く、後翅は萎縮し、小さい。
2009.5.25

ガガンボカゲロウ

ハガタベニコケガ本州・四国・九州・屋久島亜種

2009-05-28 | 
ハガタベニコケガ
ヒトリガ科 コケガ亜科のハガタベニコケガ本州・四国・九州・屋久島亜種 Barsine aberrans aberrans (Butler, 1877)

畑の草むらで赤い蛾を見つけた。好みの色だ。
ハガタベニコケガの開張は20~25ミリ。幼虫は地衣類を食べるという。
灯火にも飛来するらしい。
ベニヘリコケガという別属の蛾も斑紋が似ている。
2009.5.27

ハマナタマメ

2009-05-27 | 草花
ハマナタマメ
和具大島の堤防斜面に自生するマメ科ナタマメ属のハマナタマメ Canavalia lineata

熊野灘を眺めながら昼の弁当を食べているとき、隣でてこね寿司の弁当を食べていた老夫婦が大きな豆が入った莢を見せてくれた。
「堤防の斜面に生えているハマナタマメや。これは寒さに弱いのか、種をまいて生えてきても消えていく。こんなふうには育たない。ほら、そこに生えている。まだ豆もよおけあるが。」
見に行くと、ハマナタマメが堤防を登るように蔓を伸ばしている。蕾もあった。莢からこぼれた豆も転がっていた。アゼトウナの株もあった。

ハマナタマメは、日本では本州(太平洋側は千葉県以西、日本海側は山形県以西)、四国、九州、琉球、小笠原に分布しているツル性の多年草。海岸の砂地、礫地に生える海岸植物のひとつである。
蕾の様子から見て花が咲くのは6月中であろう。私はまだ花を見たことが無い。

老夫婦がてこね寿司を分けてくれた。量が多いので食べきれないから手伝って欲しいと。熊野灘を眺めながらの昼食は殊のほか美味しかった。
2009.5.24

ハマナタマメ

ハマナタマメ

ハマナタマメ

ヒシモンヨコバイ

2009-05-27 | カメムシ
ヒシモンヨコバイ
ヨコバイ科のヒシモンヨコバイ Hishimonus sellatus (Uhler)

和具大島のハマゴウ群落。
ハマゴウの枝や葉で足の踏み場も無い堤防上。
ヒシモンヨコバイが飛んだ。体長(翅端まで)は4ミリ程度か。ヒシモンは菱紋。
ヒシモンヨコバイは本州、四国、九州、琉球に分布し、種々の植物に付くが、クワの萎縮病の媒介者として知られている害虫である。
ヒシモンヨコバイの配偶行動については研究されていて、交尾に先だって雌雄ともに腹部を振動して交信することが分かっている。
害虫は研究対象にしやすいようで。
2009.5.24

キイロマイコガ

2009-05-27 | 
キイロマイコガ
和具大島。
ハマゴウの葉に止まるキイロマイコガを見つけた。すぐに逃げられて見失った。
ニセマイコガ科キイロマイコガの幼虫はりんごの果実や葡萄の果房で、他の蛾が食した後を加害するようである。
近くにはノブドウがたくさん茂っていたので、ここでの食餌植物はノブドウかもしれない。
ただ気になるのは、淡路島のハマゴウ群落に多産しているという個体と似ていて、胸部の模様が淡いので、ひょっとすると別種になるかもしれない。
2009.5.24

ハマゴウハフクレフシ

2009-05-26 | 虫こぶ
ハマゴウハフクレフシ
和具大島は和具八雲神社の所有地である。島の周辺であわび漁をしている漁師たちは神社から有料で借りているのだと漁師から聞いた。
和具大島暖地性砂防植物群落は三重県の天然記念物に指定されているので、許可無くみだりに群落の中へ入ることは出来ない。
堤防上から植物群落を眺めた。はびこっていたアツバキミガヨランは完全に除去されたようだ。ハマユウが増えてきているようだと誰かが言っていた。

堤防の上を歩いていると、ハマゴウが堤防まで乗り上げてきている。
そのハマゴウの葉に虫こぶが付いているのに気がついた。
ハマゴウハフクレフシはフシダニの一種Eriophyes sp.によってハマゴウの葉に作られる虫こぶ。葉の表側は黄緑色で中央に孔の部分が突出する。裏側は緑白色でゆるく膨らむ。直径は3~4ミリくらい。
葉あたり2~3個、葉縁部に付くことが多い。本州、四国に分布。(日本原色虫えい図鑑より)
2009.5.24

ハマゴウハフクレフシ

ハマゴウハフクレフシ

暖地性砂防植物群落
和具大島暖地性砂防植物群落。対岸は和具、越賀、御座白浜方面。

アカイソガニ雌

2009-05-25 | カニ
アカイソガニ雌
イワガニ科のアカイソガニ Cyclograpsus intermedius Ortmann,1894

志摩市の和具大島という無人島に行ってきた。熊野灘に浮かぶ小さな島である。
磯の観察会に参加した形だが、私はあまり岩場には行かなかった。
打ち上げられていた大きなブイの下に隠れているカニを見つけた。
甲幅16ミリ。

アカイソガニは外洋性の礫の多い満潮線に生息。甲は隅の丸い四角形。甲表面は扁平で平滑。ハサミ脚は左右ほぼ同大。
「安乗灯台の辺りにも、このカニは多いですよ」と教えてくれた人が居た。私が捕まえたカニの甲を一目見るなり、「あっ判りました」と言う。その人が持っていた古い図鑑にはヒメアカイソガニが載っていたが、アカイソガニは載っていなかった。「このヒメアカイソガニのヒメが付かない名前だと思いますよ」と言う。昔、三重県のカニの調査をしていたという。カニとは長い間縁を切っているとも言っていた。
その人も満潮線あたりをうろうろしていて、テトラの間に「ネズミが居る」と叫んでいた。その声に反応した人が居て、彼は手にネズミ捕りを持っていた。その中には白骨化したネズミが入っていた。以前に仕掛けておいたものを回収したのだと聞いた。
2009.5.24

アカイソガニ雌

アカイソガニ雌

ヤニサシガメ成虫とシマサシガメ幼虫

2009-05-24 | カメムシ
ヤニサシガメ
サシガメ科のヤニサシガメ Velinus nodipes

海岸に植樹されたクロマツの近く、草むらの中でヤニサシガメの成虫とシマサシガの幼虫を見つけた。
ヤニサシガメは松のヤニを口吻を使って体内に取り入れるだけでなく、前脚を使って松ヤニをこすりとって、中脚にこすりつけている、中脚はさらに後脚へこすりつけ、後脚は腹部や背面へこすけつける。幼虫も成虫もやっているそうだ。
年1化性で、幼虫で冬を越えて、5月に羽化し、7月頃まで成虫が見られる。
触角第1節と各腿節に2個、各脛節に1個の白色環がある。
体長は12~15ミリ。日本では本州、四国、九州に分布。
幼虫も成虫も昆虫を食べている。
2009.5.21

シマサシガメ幼虫
シマサシガメSphedanolestes impressicollis の幼虫
日本原色カメムシ図鑑にシマサシガメは「各腿節の白色環状紋は3個ずつある」と記述されている。この写真では2個にしか見えないので、当初ヤニサシガメの幼虫としていたが、新訂原色昆虫大図鑑にシマサシガメは「腿節の末端近く不規則な膨らみがある」とし、ヤニサシガメは「腿節に3個、脛節に1個の結節状の膨らみがある」としていることからシマサシガメ幼虫と改めた。シマサシガメの腿節にある3個の白色環状紋はその幅が異なっているようで、末端に近いところのものが最も細く、しかも背面からでは分かりにくいものと思われる。

シマサシガメ幼虫
シマサシガメの幼虫
後腿節の白色環状紋がかろうじて3個あるように見える。他の腿節のは2個にしか見えない。

拾ったツバメ

2009-05-24 | 
ツバメ
干潟の観察会があった。参加者と徒歩で干潟に向かっていたとき、1台の車とすれ違った。
その直後、ツバメが道路上で動けなくなっているのを発見。外傷はない。
近くで見るツバメの羽の色は艶があって美しかった。
この日も風が強かったので、車を避けきれずに衝突してしまったのだろう。
観察会のスタッフの中に鳥獣保護員の方が見え、「まだ幼さが残るツバメですね。おそらく、もう飛べないでしょう。ほとんどの野生の鳥は飼育することが禁止されているんです。」と言っていた。
2時間半後、鳥獣保護員の手の中でツバメは眼を閉じることが多くなった。だんだん弱ってきているようだ。

「ツバメの良い標本が無いんですよ」と誰かが言う声が聞こえてきた。
2009.5.23

ツバメ

干潟のイソシジミ

2009-05-23 | 
イソシジミ
田中川干潟でイソシジミを大量に獲っている人が居た。20センチほどの深さをスコップで掘っていき、2㎡の広さまで掘り広げていた。土は周りに高く積まれていた。
何にするのかと尋ねると食用にするのだと答える。
アケミ貝の名で釣りエサとして売られているのは知っていたが、食用にしている人が居るのは初めて知った。
それにしても、こんな獲られ方を見ていると気が滅入ってくる。思い過ごしかもしれないが、干潟がデコボコだらけになっていくような気がする。

貝取りジョレンを持って海へ入っていく人を見かけた。バカガイ獲りの人だ。
近くに居た人が「三重県ではジョレンを使用して貝を採ることは禁止されているはずだ。」と言っていた。
調べてみると、「三重県では禁止漁具にあたり、県内のいかなる海域でも潮干狩りで使用することは三重県漁業調整規則に違反し、取締りの対象です」という。
ジョレンは県内のお店で普通に売られている。あちこちで普通に今も使われているように思う。深いところで獲っている人はみんなジョレンを使っているように見えるんだけど。漁師に見つかったら、怒られるんだろうなあ。
なお、2センチ以下のアサリや3センチ以下のハマグリは採捕が禁止されている。
2009.5.23

干潟のサビシラトリ

2009-05-23 | 
サビシラトリ
田中川干潟へ地元の小学5年生を案内した。
子供たちが澪筋付近で見つけたと私の元へ持ってきた。
ニッコウガイ科のサビシラトリ Macoma contabulata (Deshayes) 生貝2個体。大きい方の殻長が4センチ。

内湾の奥部や河口部の砂泥干潟に生息する。田中川干潟では、最奥部の泥っぽい所で長い水管を出しているのをこれまで見てきている。数十センチの深さに潜っているものだと思っていた。ぬかるんでいて、長靴でも入って行けないような所だ。ヤマトオサガニの観察場所と重なっている。
この日、干潟の出口に近いところで、しかも表面近くで見つかったのは意外に思えた。

愛知県では、「もともと伊勢湾の愛知県側、三河湾での記録は多くないが、近年明らかに本種の個体数が減少している。生きている時には薄い殻皮を縁辺部に被る。近年死殻さえ少なくなった」として絶滅危惧ⅠB類に選定している。

愛媛県では、「河川改修や水質汚染などにより、生息可能な場所は急速に減少しつつあることから、絶滅する可能性が高い」として、絶滅危惧1類(CR+EN)に選定している。

食用とはしないと聞いているので食べたことは無い。和名をサビシラトリガイとしている図鑑もある。
2009.5.22

ヒメガガンボ科Discobola属の一種

2009-05-19 | ハエ目(双翅目)
Discobola margarita
ヒメガガンボ科Limoniidaeヒメガガンボ亜科LimoniinaeのDiscobola margarita Alexander, 1924

鈴鹿市の椿神社の奥、椿渓谷の倒木に静止するガガンボの仲間を見つけた。薄暗い木立の中で、三脚を使わないで撮影したため、手ぶれしている。
翅長は8ミリ。翅の斑紋は特徴的。左右の翅の斑紋が異なることに気がついた。図鑑類を探したが、こんな斑紋のガガンボは見つけられなかったので、研究者にお尋ねした。

達磨と名乗る方から
「Discobola属の一種。
おそらく、Discobola margarita Alexander, 1924。

本種の様に翅に複雑な模様を持つガガンボには斑紋の変異が多く見られるものがあり、本属やEpiphragma属などでは左右の翅の斑紋が異なっていることもしばしばです。

翅脈相が単純なほかの双翅目に比べガガンボ類は翅脈に変異が出やすいように思えます。多くの標本を集めてみると、同じ種の中で横脈が増えたり、縦脈が合流したり、合流や分岐の順序が変わったり、脈が強くカーブするところに本来ないはずの脈が生じたりすることがよくあります。」と教えてもらった。
また彼は
「勿論、ガガンボでもガガンボダマシでもそれぞれの種のスタンダードな翅脈というのは歴然とあります。先のコメントで書いたのはそれからずれる変異や異常な脈相がしばしば見られるということです。検索表などで「○脈は□脈より長い」とか「○脈は□脈のどこどこから分岐する」という表記はそのあとに「・・ことが多い」とか「・・のが普通だ」をつけて読むようにしています。」とより詳しいコメントを寄せてくれた。

Catalogue of the Craneflies of the Worldという外国のサイトで調べたら、
分布はRussia: FE (Primorskiy kray, Sakhalin, Kuril Is); North Korea, Japan (Hokkaido, Honshu, Shikoku, Kyushu);; India (Assam), Taiwan, Thailand.
flight periodは、日本では6月と10月に見られたとの記録があるようだ。

「九州の森と林業№83」に『キノコを利用するガガンボ、ガガンボを利用するダニ』という記事を見つけた。
それによると、ヒメガガンボ類は森林に生えるキノコ類を生活場所としていて、「ヒメガガンボ類の幼虫が採集されたキノコ173 種のうち、ヒダナシタケ類 14 種とハラタケ類 10 種からヒメガガンボ類 11 種が羽化しました」という。そして、ダニが付着したDiscobola margarita 成虫も見つかったという。

私は元々絵が好きだから、このような斑紋がある生き物には愛着が湧く。斑紋のある翅ばかりを収集してみたい誘惑に駆られている。

2009.5.10

Discobola margarita

Discobola margarita左右翅比較図
Discobola margarita 左右翅脈相比較図