海岸近く。ヤブガラシの花が咲き出してきた。
その周辺を大きなツリアブが飛び回っている。近くに居たマエグロツリアブの何倍もある。
ツリアブ科 クロバネツリアブ
メスは著しく大形となるようだから、私が出会ったのはメスなのだろうか。
成虫は花の蜜や花粉をエサとするが、幼虫は昆虫の幼虫に寄生するようだ。
自然度の高い海浜や河岸に生息しているようだが、この地域の砂浜ではマエグロツリアブのほうが個体数が多い。
山裾にも生息しているようだから、生息域は広いようだ。
三重県レッドデータブック2005では情報不足となっている。海浜での生息状況は全く把握できていないようだ。
2007.7.2
クロバネツリアブ 上の写真とは別個体
干潟のクロバネツリアブ
マエグロツリアブの新たな生息地
クロバネツリアブ覚書
きれいですね。
ところで「つりあぶ」とはどういう意味ですか。
この止まった様子に関係がありますか。
成虫は花の蜜を吸いますか。
成虫は花の蜜を吸っていますよ。クロバネはヤブガラシが好きなようですから、狙えば会えるでしょう。