川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

松尾神社式年遷宮で福島県物産販売

2011-10-23 22:08:41 | 日記

   

 (稚児練り行列) 

 

三重県松阪市立野町の松尾神社(岡村行道宮司・岡村昌男神社総代)で20年に一度の式年遷宮奉祝祭が10月23日に行われました。松尾神社ではこの遷宮に合わせて4年ほど前から「松尾神社御造営委員会(古市武巳委員長)」を結成しての準備に取り組んできました。

同社には標高113mの山頂にある本殿、霊社、絵馬殿、山のふもとにある霊拝所、社務所、手水所のほか、鳥居、階段、駐車場、便所、倉庫など多くの施設があり、新築や改築が行われました。

   

  (祭礼)                       (浦安の舞)

 

心配された前日の雨もあがり、からりと晴れわたった秋晴れの下、予定通り午前9時から稚児行列が行われました。稚児行列に参加したのは松尾地内及び松尾地内の親戚筋の0才から小学生6年生の児童約180人で、松尾小学校の体育館を出発した行列は、丹生寺町、立野町地内を練り歩き、約40分後松尾神社に到着しました。岡村宮司によるお祓いがなされ、班別に記念写真を撮りました。

 稚児行列は造営委員会にとっても準備や募集に多くのエネルギーを使います。また保護者にとっても我が子の晴れの舞台です。『稚児行列って、歩いて写真撮るだけなの?』写真撮影を終えた子どものこんな声がありました。大きくなってからいい思い出になればよいのではと思います。

 

午前11時から本殿前で行われた祭礼には多くの来賓を迎え、松尾神社の岡村宮司、花岡神社の奥出克尚宮司、大石神社の中山清治宮司により厳かにとり行われました。また松尾小学校6年生女児による浦安の舞が奉納されました。

 

   

    (福島県物産販売)             (小学生によるキッドビック)

 

 テントのバザーではうどんや焼きそばが販売され、お酒や甘酒が無料で振る舞われました。またお茶席が設けられ、立野町の女性有志でお茶が立てられ、来場者は祭りの賑やかさを離れて、静かなひと時を過ごしていました。

またこの日会場では東日本大震災で大きな被害を受けた福島県の物産販売が行われました。この企画は岡村宮司の強い思いで実施されたもので、福島産のりんご、ラーメン、お酒が販売されました。日本各地で福島県物産への拒否が話題になっており売れ行きが注目されたのですが、全て完売しました。

 

 

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