(優秀賞1席は来年の伊勢志摩サミットにちなみ3310万円(サミット)で落札)
松阪牛の肥育技術の向上とブランド振興を目的として、「松阪牛まつり・松阪肉牛共進会が」が平成27年11月22日、松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームで開催されました。会場のベルファームには朝早くから松阪市内外の家族連れなどの多くの来場者で賑わいました。私も、大平議長とともに、来賓として出席させていただきました。今年は開催日が「いい夫婦の日」にあたり、抽選で15組の夫婦が招待されました。
芝生広場には多くの出展ブースが並び、来場した市民は思い思いに品を買い求めていました。また松阪肉のすき焼きの無料の大試食会には長い列ができ、2000食が振る舞われました。
(優秀賞1席のももみや号と出品者の北村さん) (表彰式の様子)
この日会場では特産松阪牛を決める「第66回松阪肉牛共進会」が行われました。
「特産松阪牛」とは兵庫県産の黒毛和牛で、雲出川から宮川流域の間の市町で900日以上育てられた牛という条件があり、新たに「最後まで松阪地域で飼育する」という条件が付け加わりました。この日予選を勝ち抜いた50頭が出品され、審査の結果、優秀賞1席から5席に次の牛が選ばれました。
優秀賞1席 ももみや号 出品者 北村幸成 住所 大宮町打見
優秀賞2席 ゆきなが3の2号 出品者 竹内重雄 住所 明和町斎宮
優秀賞3席 てるよし号 出品者 堀久 文 住所 松阪市美濃田町
優秀賞4席 てるふじ号 出品者 畑敬四郎 住所 多気町前村
優秀賞5席 ふくこ号 出品者 岡田一彦 住所 大紀町野原
このように松阪牛の女王・優秀賞1席には昨年優秀賞2席であった北村幸成のももみや号が選ばれました。正午からの表彰式では優秀賞1席~5席までの飼育農家が表彰されました。
(相可高校出品のあさよし号のせり) (抽選で招待されたいい夫婦)
このあと競り市が行われ、共進会に出品された50頭の牛は、威勢のいい掛け声とともに、次々と精肉業者の人に競り落とされました。今年は全ての牛が200万円以上の高値をつけました。1席の「ももみや」号は来年の伊勢志摩サミットにちなんで3310万円(サミット)で津の「朝日屋」が競り落としました。昨年の2,350万円、一昨年の2,300万円比べるとかなり高値がつきました。
また多気町相可の相可高校の生徒たちが育てた「あさよし」号は、拍手と歓声の中でどんどんと値が上がっていき、例年通り松阪市稲木町の瀬古食品(有)が601万円で落札しました。
このあと餅まきがあり多くの来場者に向かって餅まきをさせていただきました。
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