川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

松尾神社の神様の名前

2011-10-13 23:04:02 | 日記

(松尾神社29の祭神名の看板)

若い時に書道を習ってから、展覧会に出したことは一度もありませんが、もっぱら実用習字で頼まれたものは何でも書いています。催し会場入り口の看板や舞台上の看板はおそらく何百枚も書いていると思います。以前の会社では設計図面の表紙や、測量図面の表紙もよく頼まれて書きました。またのし袋もよく頼まれました。

表彰状や感謝状、推薦状、また結納の目録や命名祝い、卒園式などの式次第、卒園証書の名前、自治会の総会などの式次第、お寺の永代教など頼まれれば何でも書いてきました。

 

その中で緊張するのは木の表札や集会所の看板です。紙に書くのであれば失敗したり、気に入らなかったときは書きなおしができますが、木に書くときは一発勝負で失敗は許されません。それでも頼まれた集会所の看板を間違えて、大工さんに削ってもらったこともありました。

 

こんど絶対失敗の許されない書きものを預かりました。今月遷宮が行われる松尾神社の本殿前に掲げられている神様の名前です。松尾神社は明治時代に松尾地区内にあった29の神社が合祀してできています。その29体の神様の名前を、大工さんが作った枠付きの白木の看板に書きなおすので、緊張するところです。岡村行道宮司から間違ったら大工さんに削ってもらったらよろしいが、と言ってもらって、少し気が楽になったところです。

 

松尾神社には筆書きのものがたくさんあり、遷宮を機に新しく書き直します。20年前の遷宮の時は岡村宮司のお母さんで、書道の先生をしてみえた岡村いつ子さんが健在でしたので全て書かれました。今回はほとんどいつ子さんの教え子の女性が書かれています。私も遷宮の記念にと、1枚だけ書かせていただくことになりました。

10月10日、何とか無事仕上げることができました。松尾神社にお越しの折には400段の階段を上がった所にある本殿前に掲げられますので、見て下さい。

 

松尾神社祭神

大山咋命 (おおやまぐいのみこと)

倉稲魂命 (うがのみたまのみこと)

五十猛命 (いたけるのみこと)

伊弉那岐命 (いざなぎのみこと)

伊弉那美命 (いざなみのみこと)

建速須佐之男命 (たてはやすさのうのみこと)

櫛稲田姫命 (くしなだひめのみこと)

天忍穂耳命 (あめのおしほみみのみこと)

天穂日命 (あまのほひのみこと)

天津彦根命 (あまつひこのみこと)

活津彦根命 (いくつひこのみこと)

熊野久須毘命 (くまのくすびのみこと)

多紀理姫命 (たきりひめのみこと)

多岐津姫命 (たきつひめのみこと)

狹依姫命 (さよりひめのみこと)

猿田彦命(さるたひこのみこと)

金山彦命 (かなやまひこのみこと)

岩長姫命 (いわながひめのみこと)

大山津見命 (おおやまつみのみこと)

木花開耶姫命 (このはなさくやひめのみこと)

大帶比賣命 (じんぐうこうごう)

足仲津彦天皇 (ちゆうあいてんのう)

虚津比賣命 (そらつひめのみこと)

彌津波能比賣命 (みつはのひめのみこと)

品佗別天皇 (おおじんてんのう)

仁徳天皇 (にんとくてんのう)

物部建彦連公 (もののべたけひこのむらじ)

菅原道眞公 (すがはらみちざねこう)

菊理姫命 (くくりひめのみこと)

 

 注 伊弉那岐命、伊弉那美命の「弉」の字は上に草冠があります。

 

 

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