(挨拶をする大橋純郎松阪漁協組合長) (家族連れもあさり汁のふるまいを楽しみました)
真夏を思わせる青空のもと、松阪市松名瀬町の松名瀬海岸で第3回あさりまつりが開催され、私も来賓として出席させていただきました。
この催しは松阪漁業協同組合(大橋純郎代表理事組合長)が主催して、同組合が設立10周年を迎えた2年前から行われているもので、地域で生産される水産物のPRと海の環境への理解を深め、水産業界の活性化することを目的としています。
今年が3回目となりますが、1回目は猟師漁港で、2回目は松名瀬海岸で開催され、いずれも約2000人(主催者発表)の来場者がありました。
開会式で大橋会長は、「昨年、一昨年はアサリが大豊作であったのに対し、今年は前年に比べると20分の1、30分の1の大不作で、この祭りの開催が危ぶまれたが、県内漁協の協力を得て開催することができました」と述べられた。
この日はアサリの味噌汁のふるまいがあり、長い列ができました。またアサリの販売・焼き貝コーナー、県内各地の水産物特価品の販売、市内の農産物の試食・販売などがありました。また親子参加者には乗船体験をしながらあさりの漁場見学をする企画もありました。
、ぜ~んぶ 他県産だった!
騙しイベントとしては 全国一ですよ
遠く名古屋から松阪あさり祭りにお越しいただきありがとうございます。実は私もこの祭りには今回はじめて参加させていただきました。
主催者にお聞きしたところ、おっしゃるとおり今回のあさりまつりのアサリは県外産も使われていたということです。
一昨年、昨年とアサリは豊作で松阪産で賄われましたが、今年は大不作の年で、昨年の20分の1、あるいは30分の1の収穫しかなく、イベントの中止を考えたそうです。しかし県内の各漁協や県外の漁協の協力で何とか開催にこじつけたということです。
「松阪産」とか「三重県産」とはマスコミで流されたかも知れませんが、松阪漁協としてはパンフレットにもそのようなことは謳っていないということです。