(平成25年8月完成予定の袋井市の「命山」)
私の以前のブログで、東日本大震災のガレキを高く積み上げて避難場所を造れないかと提案したことがありました。→クリック ガレキではないが、川の浚渫土砂を高く盛って、津波からの避難場所を造る自治体があります。
会派「市民民主クラブ」で視察に訪れた静岡県袋井市では、南海トラフの大地震が発生した場合、地震発生から18分後に津波が到達する予想です。このため津波からの避難場所として、津波避難タワーと「命山(いのちやま)」の計画、建設が進んでいます。
避難タワーについては各地の自治体で建設が進んでいる鋼鉄製の塔で、天端面を平坦にして階段で登って行って避難するものです。もう一方の命山は、まだ全国の自治体でもあまり取り組みが行われていないもので、土砂などを高く盛り、天端面を平坦にして、避難場所とするものです。
同市には昔からこの命山が2つあり、今回の計画を「平成の命山」と名付けています。命山は広い敷地面積が必要ですが、タワーに比べていくつかのメリットがあります。タワーには耐用年数があり、また10年一度ペンキ塗装などもメンテナンスも必要ですが、命山では一度造れば、半永久的に使うことができます。またタワーは普段は危険なため立ち入れ禁止となりますが、命山は普段公園として使うことができます。
このあと国会に視察にいきましたが、内閣府の防災の補助事業として、津波避難タワーや緊急警報放送などとともに、この命山にあたる「築山(つきやま)」という事業がありました。
袋井市の避難タワーと命山の計画
◆津波避難タワー
・工事期間 平成24年7月~平成24年11月末
・避難面積 162㎡、避難実験では、大人1人/1㎡
子供1人/0.5㎡
・避難場所高さ 海抜12.0m
・工事費(用地費含む) 1億2300万円
(1/2は国庫補助金)
◆命山
・工事期間 平成24年11月~平成25年8月末
・避難面積 800㎡
・避難場所高さ 海抜12.0m
・工事費(用地費含む) 2億2000万円
(1/2は国庫補助金)
私の以前のブログで、東日本大震災のガレキを高く積み上げて避難場所を造れないかと提案したことがありました。→クリック ガレキではないが、川の浚渫土砂を高く盛って、津波からの避難場所を造る自治体があります。
会派「市民民主クラブ」で視察に訪れた静岡県袋井市では、南海トラフの大地震が発生した場合、地震発生から18分後に津波が到達する予想です。このため津波からの避難場所として、津波避難タワーと「命山(いのちやま)」の計画、建設が進んでいます。
避難タワーについては各地の自治体で建設が進んでいる鋼鉄製の塔で、天端面を平坦にして階段で登って行って避難するものです。もう一方の命山は、まだ全国の自治体でもあまり取り組みが行われていないもので、土砂などを高く盛り、天端面を平坦にして、避難場所とするものです。
同市には昔からこの命山が2つあり、今回の計画を「平成の命山」と名付けています。命山は広い敷地面積が必要ですが、タワーに比べていくつかのメリットがあります。タワーには耐用年数があり、また10年一度ペンキ塗装などもメンテナンスも必要ですが、命山では一度造れば、半永久的に使うことができます。またタワーは普段は危険なため立ち入れ禁止となりますが、命山は普段公園として使うことができます。
このあと国会に視察にいきましたが、内閣府の防災の補助事業として、津波避難タワーや緊急警報放送などとともに、この命山にあたる「築山(つきやま)」という事業がありました。
袋井市の避難タワーと命山の計画
◆津波避難タワー
・工事期間 平成24年7月~平成24年11月末
・避難面積 162㎡、避難実験では、大人1人/1㎡
子供1人/0.5㎡
・避難場所高さ 海抜12.0m
・工事費(用地費含む) 1億2300万円
(1/2は国庫補助金)
◆命山
・工事期間 平成24年11月~平成25年8月末
・避難面積 800㎡
・避難場所高さ 海抜12.0m
・工事費(用地費含む) 2億2000万円
(1/2は国庫補助金)
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