(中万市のまちなかの賑わい)
古くから水銀産業で栄え、江戸時代に多くの豪商を排出した松阪市中万町で11月19日に、「中万市(ちゅうまいち)」が約60年ぶりに復活しました。中万市は室町時代から昭和の中頃まで櫛田川の河原で毎年開催され、大変な賑わいがあったということですが、昭和34年(1959)の伊勢湾台風の水害とその後の河川改修の影響で途絶えていました。
(特別公開された豪商の歴史的建造物 小林家(左) 竹口家(右))
今回「豪商の里 現代の中万市」として復活させたのは、松阪市中万町自治会(西村篤史自治会長 約180戸)と「中万まちなみ保存委員会(小林孝章委員長)」で、現在も残る豪商宅の庭園や乳熊寺(ちくまんじ)の本堂などが特別公開されました。また中万発祥の「ちくま味噌」の販売、農産物の販売、鍬などの農機具などの販売がありました。そのほかスタンプラリーや手品ショー、抽選会など楽しい催しが企画されました。
(現代の中万市も賑わいを見せました)
復活された中万市は古くからこの近隣地域では最大級の市で、昭和初期に取られた写真には、多くの出店や人々により賑わう様子、また渡し船で来場する様子が写し出されています。今回は街中を中心として企画され、この日は天気もよく、多くの来場者が特別公開された豪商の邸宅を見学したり、3つの会場で復活した現代の「中万市」での買い物を楽しみました。
(昭和9年の中万市で賑わう様子)
射和地区の豪商というと、両郡橋近くの竹川家や国分家のイメージが強かったのですが、この中万にもこれだけの豪商があったのを初めて知りました。
西村自治会長に今後についてお聞きしましたら、「せっかく60年ぶりに復活したのだから、できれば来年も続けたい」と言われました。始めるのも続けるのも大変なエネルギーが必要ですが、できれば来年も見に来たいです。
中万市は私のブログ「松阪の祭り100選」に掲載しました。
古くから水銀産業で栄え、江戸時代に多くの豪商を排出した松阪市中万町で11月19日に、「中万市(ちゅうまいち)」が約60年ぶりに復活しました。中万市は室町時代から昭和の中頃まで櫛田川の河原で毎年開催され、大変な賑わいがあったということですが、昭和34年(1959)の伊勢湾台風の水害とその後の河川改修の影響で途絶えていました。
(特別公開された豪商の歴史的建造物 小林家(左) 竹口家(右))
今回「豪商の里 現代の中万市」として復活させたのは、松阪市中万町自治会(西村篤史自治会長 約180戸)と「中万まちなみ保存委員会(小林孝章委員長)」で、現在も残る豪商宅の庭園や乳熊寺(ちくまんじ)の本堂などが特別公開されました。また中万発祥の「ちくま味噌」の販売、農産物の販売、鍬などの農機具などの販売がありました。そのほかスタンプラリーや手品ショー、抽選会など楽しい催しが企画されました。
(現代の中万市も賑わいを見せました)
復活された中万市は古くからこの近隣地域では最大級の市で、昭和初期に取られた写真には、多くの出店や人々により賑わう様子、また渡し船で来場する様子が写し出されています。今回は街中を中心として企画され、この日は天気もよく、多くの来場者が特別公開された豪商の邸宅を見学したり、3つの会場で復活した現代の「中万市」での買い物を楽しみました。
(昭和9年の中万市で賑わう様子)
射和地区の豪商というと、両郡橋近くの竹川家や国分家のイメージが強かったのですが、この中万にもこれだけの豪商があったのを初めて知りました。
西村自治会長に今後についてお聞きしましたら、「せっかく60年ぶりに復活したのだから、できれば来年も続けたい」と言われました。始めるのも続けるのも大変なエネルギーが必要ですが、できれば来年も見に来たいです。
中万市は私のブログ「松阪の祭り100選」に掲載しました。
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