川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

西野向林地区で山の神行われる

2018-12-05 19:24:50 | 日記
 我が西野町向林地区(11戸)で平成30年12月2日、毎年恒例の「山の神」が行われました。詳しい由来や、いつ頃から始まったのかは分かりませんが、昔から「子供の神」と言われるように、子供のための行事であります。これまでは各家持ち回りで番屋をしていましたが、今年は同町の観音寺で行いました。

  
                 (地元の宮さんにお参りして、お神酒で乾杯)    
 
 この行事は、昔は各地区で行われていましたが、多くの地区で廃止され、残っているところは少なくなりました。我が地区でも数年前に廃止の話しも出ましたが、何とか今まで続けています。昔の開催日は12月7日と決まっていましたが、今は12月の第一日曜日に行われています。

 我が地区では、以前は朝から晩まで食事がありました。朝早くから女性の人達が番屋に寄ってきて、ごはんを焚いたり、おかずを作ったりします。そして山の神の名物「ぼた餅」をつくり、各戸に配って用意ができたことを知らせます。そうすると各家から子どもから年寄りまで家族中が集まってきました。
しかし準備する女性軍が大変だと言うことで昼と晩だけになり、そして昼だけになりました。そして2年前からはパック料理になりました。山の神と言うと「ぼたもち」がつきものでしたが、今はそれもなくなりました。
                             
  
             (お寺で食事、1才の幼児から高齢の人まで、全住民が対象です)

 一時期、我が地区から子どもが1人もいなくなったこともありましたが、今は子どもが増えてきて、にぎやかな山の神となりました。
 この日午前11時から地元の宮さんにお参りしたあと、各家の赤ちゃんからお年寄りまで家族中がお寺に寄ってきて、みんなで談笑をしながら食事をしました。
冬の山の神は、春の焼肉パーティーと並び、我が地区の人達が一堂に会する行事なので、いつまでも続けていきたいものです。
 
                          
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