川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

来迎寺炎の祭典開催される

2016-09-28 21:01:15 | 日記
 松阪市白粉町の来迎寺(青木孝恵住職)で9月28日、「元三大師会式(がんさんたいしえしき)炎の祭典(万灯会)」が開催されました。この日は時々雨が降り開催が危ぶまれましたが、無事開催されました。私は一昨年についで2回目の見学です。この祭典は今年で32回目ということです。

 
   (八雲神社からいただいた炎が到着)      (読経の中ロウソクに次々と火が付けられます)

 境内には笛や太鼓の演奏などがあり、またおしるこなどが無料で振る舞われました。午後7時ころ八雲神社からもらってきた炎により、来場者が文字が形取られたロウソクに次々と火がつけました。暗闇に「故」という字が浮かび上がりました。「故」は「趣」「風情」などいろいろな意味があります。

 寺の境内に掲げられた表示板等によると、来迎寺は天台真盛宗に属し、永正年間(1504~1520)北畠材親(きたばたけ きちか)により松ヶ島城下に創建されました。天正6年(1588)蒲生氏郷の松坂城の築城により現在の白粉町に移されたということです。山号は教主山。院号は無量寿院。本尊は阿弥陀如来。
 享保元年(1716)の松阪大火で表門(現在の裏門)を残し消失したが、豪商三井家などが8700両の費用を支援し、再興されました。

 来迎寺の「炎の祭典」は、私のブログ「松阪市のまつり・祭り・祭 100選」に記載しています。
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