松阪市外五曲町の松阪市文化財センター/はにわ館で、今日1月31日から平成26年度 はにわ館冬季企画展「天花寺山の遺跡」が始まりました。天花寺山は雲出川と中村川にはさまれた標高40~50mのなだらかな丘陵地で、松阪市の中でも有数の重要遺跡が集中する地域です。
天花寺山で発見された最も古いものは有茎尖頭器(ゆうけいせんとうき)と呼ばれる槍の先で縄文時代草創期(約1万2先年前)にまでさかのぼるということです。その後この山は集落やお墓、山城など、多種多様な用途に使われました。
弥生時代(2世紀)頃には住居跡が見られ、古墳時代にはほぼ全域が古墳になります。7世紀から8世紀にかけて、山の麓に天花寺廃寺が造営され、山の上には役所とみられる施設があったと推定され、この頃の住居跡が確認されます。17世紀には近世天花寺が山の上に創建され、18世紀の境内からは礫石教塚も発見されています。
この企画展は3月22日まで開催されます。
天花寺山で発見された最も古いものは有茎尖頭器(ゆうけいせんとうき)と呼ばれる槍の先で縄文時代草創期(約1万2先年前)にまでさかのぼるということです。その後この山は集落やお墓、山城など、多種多様な用途に使われました。
弥生時代(2世紀)頃には住居跡が見られ、古墳時代にはほぼ全域が古墳になります。7世紀から8世紀にかけて、山の麓に天花寺廃寺が造営され、山の上には役所とみられる施設があったと推定され、この頃の住居跡が確認されます。17世紀には近世天花寺が山の上に創建され、18世紀の境内からは礫石教塚も発見されています。
この企画展は3月22日まで開催されます。