フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

所変われば

2018-07-09 23:10:38 | Weblog
時代物のドラマを見ていると、悪巧みの試みをする悪人同士の「気を付けろよ❗壁に耳あり障子に目ありだからな」という台詞がよく聞かれます。この言葉は日本だけではなく、世界中で使われます。つまり悪さをしない為の戒めでしょう。
サッカーのワールドカップが行われているロシアにも、同じ意味の格言があります。それは「森が見る、野原が聞く」です。同じ意味でも、国土の大きさの違いが表れているようですね。ロシアにはその他面白い言葉があります。「泥棒の帽子が燃えている」です。この意味は、人混みに紛れこんだ泥棒が「泥棒の帽子が燃えているぞっ!」という叫びで思わず帽子に手にやり、自分が泥棒だと、しっぽを出す。ということです。これもロシアでは、外出する際には帽子を着用することが当たり前だったからでしょうか。
さしずめ日本なら何になるんでしょう。