フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

半夏生

2018-07-02 23:59:27 | Weblog
今日は日本の雑節のひとつ「半夏生」です。夏至から数えて11日目のことで、このころ半夏という毒草(サトイモ科のカラスビシャク) が生えてきて、田植えの時期が終わったことを告げるとされていました。この半夏生には、タコを食べる風習があります。主に関西地方にある風習で稲の根がタコの足のように八方に根を広げるようにという意味です。
ところで、この半夏生の日には讃岐地方では、昔から農繁期の終わったことを喜び、うどんを食べる習慣がありました。讃岐地方では喫茶店のメニューにもうどんが載るのは当たり前の地方ですから、香川県が全国的にうどんをもっと食べてほしいと「うどんの日」を制定してPRしているのです。お好み焼きや
たこ焼きなど、小麦粉系のスナックは人気ですが、その元祖のうどんは健康食の代表でしょうか。