フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

履き物

2018-03-12 23:20:56 | Weblog
昨日は名古屋に春を呼ぶウィメンズマラソンが賑やかに華やかに行われました。日本人トップの関根花観選手の好タイムもあり、大成功でしたね。私も少しの間、沿道から沢山の参加者を見ていましたが、華やかさをさらに高めていたのは、皆さんのウェアやランニングシューズのカラフルさでした。
シューズは親指と他の指を分ける形にはなっています。こうしたシューズが一般的になったのは、戦後のことでしょう。私も小学校一年生になった昭和26年は、まだ下駄で通った記憶があります。物の本によると、日本人は弥生時代あたりから鼻緒式や指と指を分けた履き物を履いてきた歴史があるそうです。草履、わらじ、下駄、たび、さらに大正時代には地下足袋まで作られています。
こうした和風の履き物の使用は子どもの足の指の機能を助長させるのに合理的だと言われています。和風の履き物は指先に力を入れて踏ん張ることが出来ますからね。水虫防止にも良いですからね。