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皆さんは最近の接客のやり方に満足していますか？どういうことかというと、お客様へのサービスなどそっちのけで習ったことを型通りにしかやっていない気がするからです。つまりマニュアル接客です。型通りにやるというのは時には肝心なポイントを外すことがあり得るからです。
この姿勢は我々の仕事、つまりアナウンサーのインタビューの仕事にもつながります。インタビュー相手が決まり、事前に相手についてある程度予備知識をもち、インタビューの項目を構成します。つまりマニュアル作りですね。マニュアル通りですと、相手がどんな返答をしようとも、マニュアルの中での質問を次から次へ繰りだします。これでは、インタビュー相手の人柄が浮かんで来ません。相手の言葉のなかから次の質問を投げ掛けることが大切なのです。
マニュアル通りの質問ばかりでは聞く人がこの人にこんな一面が有ったのかと、楽しむことができません。つまり接客としての仕事が出来ていないのです。習ったこと以上に工夫をすることが必要なのです。