ムダ話

五体の散歩という言葉があります。頭のてっぺんから、足の先までまんべんなく散歩することが心身の健康法に繋がるというものです。中でも口もものを食べるだけではなく散歩したほうが良いと言っています。どういうことかと言うと、おしゃべりをするのです。大声で話せば軽く走るくらいの運動になるという説もあるくらいです。ですから昔の井戸端会議などは、かなりの散歩の量になったことでしょう。ムダ話は決してムダではないのです。ことに年をとったらおしゃべりはぼけ防止になり体にも良いのです。ですから、なるべく一人暮らしにならないようにすると良いですね。
普通の生活を普通に出来ることが五体の散歩に繋がるわけです。その生活の中で笑いが多くあれば、さらに五体の散歩に拍車がかかるでしょう。なかなかおしゃべりが出来ない環境にある人は、知人に手紙を書いたり、日記をつけたりすることをすすめたいですね。何故なら、書くことが手の運動につながります。これも手の散歩ですね。