フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

甲子園

2015-08-12 20:55:33 | Weblog
甲子園の夏の高校野球がたけなわです。今週はお盆休みもあり、高校野球のテレビ観戦も多くなります。地元の代表でなくても、見だしたらつい試合に見いってしまいます。何かプロ野球とは違うものがあるようです。
それは何かと考えると、高校野球はトーナメントですから、負ければ明日がないことと、それだけにスタンドと一緒になって喜怒哀楽が激しく表現されるからです。試合の決着が着くころには、更に喜怒哀楽のボルテージが上がります。最後のバッターが内野ゴロの場合には打者走者は必ずヘッドスライディングを試みます。そして試合終了のアウトを宣告されるとしばらく立ち上がれません。こうした姿はやはり感動を生みます。
プロ野球は毎日ゲームがあるのと、失敗しても明日取り返すゲームがあること。また、ある種のポーカーフェイスが尊重される風潮があるからではないでしょうか。ただ試合を楽しむ側としては、プレーをする選手もファンと一緒になって喜怒哀楽を表して欲しいと思うのは私だけでしょうか。