フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

見違える

2012-09-12 23:28:53 | Weblog
昨日は今年の6月に亡くなった同期の桜の偲ぶ会に参加しました。懐かしい顔の参加もあり、同期の桜も喜んでくれたと思います。
この会が盛り上がるためにと、参加者の若い頃の写真を何冊かのアルバムにしてテーブルの上に置いておきました。話のきっかけになればと思ったのですが、結構盛り上がりました。大抵の写真は若い頃ですから、今の自分とはずいぶん違うのですが、しかし判るものです。全く変わってしまったことはないのです。つまり見違えることはないんです。同窓会で何十年ぶりに出会ってもすぐに判るのは、やはり面影は消えないからですね。ただ、体型の変化は誰が見ても明らかです(笑)。ここが問題です。
さらに問題なのは一通りの話が終わると後は必ず健康、医者、薬の話になることです。これは良くないですよ。昔から「類は類を呼ぶ」といいますが、このての話には乗らないほうがいいです。その時は陽気に話していても、一人になると残るものでストレスの溜まる原因になり、返って良くないですよ。ですから、病気の話には鈍感になることが、後で見違えるように元気になったと言われるようになるのです。