フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

鍋料理

2012-02-15 21:44:31 | Weblog
これだけ寒いと食卓に上る回数が多くなるのは鍋料理です。あるアンケートで鍋好き日本一は山梨県、鍋奉行の割合が高いのは香川県民とありました。
同じ鍋でも1番人気は「寄せ鍋」でした。鍋料理の歴史は日本では囲炉裏鍋から始まっています。そして江戸時代になると小料理屋さんで鍋料理がメニューに出て来るようになりました。
鍋料理はずいぶんメリットがありますね。その第一は知らず知らずのうちに野菜を多く食べるようになります。ですから非常に栄養バランスがいいですね。準備する方も、とにかく切るだけで手間が省ける料理なんです。それに後片付けも楽ですしね。それと同じ鍋を囲むことは何よりも仲間意識が強くなり、コミュニケーションがとりやすくなりますね。湯気の向こうから嬉しそうな笑顔が見られるとこちらも嬉しくなってしまいます。
そして湯気といえば、もう一つ、乾燥を防ぐので冬場のこの時期、風邪対策にはもってこいです。いい事づくめですが、ただ一つ気をつけなければいけないのは、あまりおしゃべりが過ぎると、いつのまにか鍋の中の具が姿を消してしまうことですよ(笑)。