フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

雪、雪、雪

2012-02-02 15:59:31 | Weblog
雪の朝は独特の気配がします。カーテンを開けると普段と全く違う景色が拡がります。思わず、綺麗だと口に出しかかりますが、雪国で大雪に生活を脅かされている人を思えば、憚られます。名古屋で15センチ以上の積雪は久しぶりのことです。
雪景色に見とれている間もなく現実に引き戻されると自宅前の雪掻きです。午前中の早い時間の雪掻きは次から次に降る雪の為に徒労に終わりました(苦笑)。あきらめて仕事に出る頃には太陽が顔を覗かせ雪を溶かせにかかります。あれほど頑固に積もっていた雪も頼りなさ気に溶け始めます。自然の力に敵わないことを改めて知らされます。どこかの国の太陽政策も効果がなかったのにと余分なことさえ考えてしまいます。
しかし急激な気温の上昇は雪崩を引き起こしますから厄介です。いつも思うのですが、我々人類がこうした自然より後から存在したのですから、甘んじて自然を受け入れるという謙虚さを持たなくてはいけません。併せて自然の恵みというものにも感謝することを忘れてはいけません。