フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

年賀状

2011-12-07 16:10:49 | Weblog
「年賀状はお早めに」という郵便局のポスターが呼びかけています。そのポスターを横目に見ながら、早く用意しなければと思うものの、つい目先のことに追われて中々年賀状に手をつけることが出来ない状況で一日毎に焦りが募って来ています。
ところで最近の年賀状は、カメラ事情の変化に伴って圧倒的に写真入りが増えています。長い年月、ずっと写真入りの年賀状を送って来る友人がいますが、こうした年賀状は、送り主の家族の歴史が何となくわかって来ます。周囲の人々の変化を見るといやがおうでも自分の変化を感じさせられます。特に私は、家庭のスタートの第一歩の結婚式の司会をさせていただいただけに、その家庭に家族が増え、子供が年をとっていく写真を見ると余計、自分の年を感じるのです(笑)。他人から変化の記録を突き付けられるわけですね。来年の年賀状でも同じ思いをするのでしょうね。
その年賀状を遠慮するという手紙が連日、届いていますが、その文章を読むと亡くなられた方の年齢が大変、高齢になったという印象です。逆に、まだまだ頑張れると思えますから、不思議です。年末年始はこうして年齢を意識する時期ですかね。