12,000円商品

定額給付金の支給がはじまっています。これは景気対策の一環として全国民に12,000円、18歳以下及び65歳以上には20,000円が支給されるものです。この給付金をあてこんでの企画商品が桜の開花より一足先に満開の様子です。
12,000円カニセット、旅行関係では12,000円の韓国旅行をはじめ各温泉地では一律12,000円で宿泊できるプランなどもあります。変わったところでは我が家に自分の場所がないお父さんが高級ホテルで過ごす「大人のプチ家出」なる企画も登場しています。又、定額給付金福袋も店頭に並びそうです。
内閣府が発表した1月の景気動向指数によると、約6年ぶりの低水準で、基調判断も最低の「悪化を示している」を続けています。それだけにこうした定額給付金が内需拡大につながるかどうかが注目されますが、雇用情勢の悪化がみられるだけに給付金が貯金にまわってしまう事も考えられます。こうなると政府の思惑もはずれてしまうのです。
しかし企画商品の多くは今、旅行業界にプランが集積しています。空を飛ぶ企画だけに給付金が飛ぶ様に使われれば内需を押し上げることになるのですが・・・。
貴方はどう使いますか？私の「おまえとともに」のCDが10枚まとめて買える金額ですねぇ（笑）。