ガムをかむ

昨日のWBCの中継を楽しみました。こう書くと少し違うかなとも思います。やはりイチロー選手がノーヒットだっただけに楽しんだというよりすっきりとしたものが残らなかったのが本音です。
ところで試合前のセレモニーを見ていて気付いたのですが、選手紹介されて出てくる選手が殆どガムをかんでいた事です。普段のペナントレースでも巨人の小笠原選手は常にガムをかんでいましたからそう違和感はないのですが、全員に近い選手がガムをかんでいると不思議な気がしました。WBC初戦という事で緊張感があったでしょうから、そうした緊張感を取り除く効果を期待したのかもしれません。

第二次世界大戦時にはアメリカ兵はイライラをおさえる為にこのガムが携帯する必需品だったそうです。それよりも去年の暮れでしたが、生理学の分野でガムをかむと脳の働きが活発になるという研究結果が発表され「大リーグの選手が試合中にガムをかむ意義が科学的に証明された」と説明していました。つまり反応が早くなるそうです。
ですからイチロー選手の打席で、昨日は甘いボールの打ち遅れが目立っただけにガムをかんで一度打席にたってみたらと余計な事まで考えています。
またガムをかむことは貧乏ゆすりのかわりにもなるそうで、精神安定剤になります。是非、是非どんな形でもいいですから打ってください。イチローさん。