フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

リンゴ

2009-03-10 16:50:18 | Weblog
オキシモラン(oxymoran)という英語があります。矛盾語法と訳しますが、これは矛盾する語を並べて効果をあげる語法で、例えばオープンシークレット(公然の秘密)や嬉しい悲鳴などがあります。
これもその一種になりましょうか、「もっともでっかい小さな夢」 その内容はというと、スペースシャトルから折り紙飛行機を飛ばそうとありました。確かにもっともでっかいものといえば今や宇宙といえますね。
その宇宙の国際宇宙ステーションに日本人として初めて3ヵ月以上もの長期滞在に挑むのが若田光一さん。日本時間の12日に飛び立ちます。若田さんといえばアニメの「新・のび太の宇宙開拓史」の宇宙船のクルー役の声優を勤めました。
その若田さんと同行するものの中に青森のリンゴがあります。宇宙空間での保存状況を調べるとのことです。
ところでリンゴといえば「林檎」という曲を知っていますか。明日香るみという歌手が唄っている曲で、私も気に入っている曲の1つです。先日明日香さんにインタビューしたのですが、私に質問されることを予知していたのか「リンゴという漢字を書けますか?」と言われると、すぐに「林檎」と大書きしてくれました(笑)。
この曲の詩の中に「夜明けの晩に…」というフレーズがあるのですが「夜明けの晩」とは一体いつなんだろうと今疑問が大きくなっています。ご存知の方は是非教えて下さい。これもオキシモランの手法なのでしょうか。