フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

2008-12-12 11:22:06 | Weblog
これこそ夢が叶う研究でしょうか。人が目で見ている視覚情報を脳の活動を調べる事で読み取り、コンピューターで画像として再現する事に成功したそうです。将来は夢を映画の様に再現できる可能性もあるそうです。
さて、夢には寝ている時に見る夢と、将来の夢と二つあります。寝ている時に見る夢はどちらかというと現実では叶えられない気持のバランスをとってくれるもので、目覚めた時には忘れるのが相場ですから、それが再現できたらどんな映像になるのかワクワク(?)します。いや、恐怖かもしれません。
一方脳が意思を持って描く将来の夢は、その意思があきらめずにやり続けるという指令を出し続ける限り、叶う様な気がします。ただ往々にして勘違いするのは夢を描いた段階でもういいと思考がストップしてしまうのです。あくまでもそれが第一歩で、この夢の実現の為に情報を手に入れ、勉強し、一歩を踏み出し継続する事が必要となってきます。「願えば叶う」という言葉の中に「手順、努力」という言葉が入っているのです。
まあそれにしても人の夢は、この「人」と「夢」をあわせた漢字「はかない」の様ですね。せいぜい素敵な夢を見て、それが正夢である事を願うべきでしょうか。但し己の夢でさえコントロールできないのですがね。