フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

ドキドキ

2008-08-21 22:54:33 | Weblog
どうもいけません。オリンピックの野球を見ていて、中日の選手が登場すると、まず浮かぶ気持は「失敗しないといいが・・・」というマイナスの思いばかりです。つまりドキドキしながら中継を見ているのです。昨日の日本対アメリカ戦の川上投手や岩瀬投手の登板時にはドキドキが激しくなりました。
このドキドキの語源は心臓の鼓動そのものの音から動悸~がドキドキになったといわれています。
ドキドキすればあわせてワクワクという気持がついてくる筈ですが、この野球中継だけはワクワクがついてこないのです。ワクワクの語源は「沸く」つまり物事が急に表れるさまの沸くから興味が沸くなどの感情が生ずる際に使われる沸くを重ねたものです。
普段と違った様子を見せてくれるとワクワクドキドキするものですが、団体競技の中でひいきの選手が入っていると、そういう思いになれないのも事実です。国を背負っているというプレッシャーは応援するファンにもかかってくるのですから、当事者の選手は大変な負担でしょう。
こうした背景を考えると簡単に「金メダルを取って!」とはいえないですよね。