フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

2008-04-23 15:19:09 | Weblog
4月23日は、女性は男性に本を贈り、男性は女性に赤いバラを贈るスペインの風習から定着した、サン・ジョルディの日です。今日はどんな本がプレゼントされるのでしょうか。
本といえば、このところよく話題になるのが水野敬也著「夢をかなえるゾウ」です。この本はユーモアを交えて自己改革をはかろうという本で、私も発売直後にすぐ読んでみましたが成功の為の第1章が「靴をみがく」という事に驚いたものでした。そこにはこう書かれていました。「ええか?自分が会社行く時も、営業で外回りする時も靴はずっと気を張って支えてくれとんや。そういう自分を支えてくれてるもん大切にできんやつが成功するか、アホ」
ちょっと自分も靴を磨いてみようという気にさせる言葉ではありませんか。
私も一週間に一度、しっかり磨くようになりましたが、あるプロの発言の中で、磨く為の最適な布はYシャツの生地だそうですから次回からはと思っています。
それにしても、この靴磨きは本当に単純作業ですが、それだけに一心不乱になりきれますし、何か子供の頃に戻ったようなひとときを味わうことができます。
そして磨きあがった靴をはくと、何となく自信が持てるような気になります。このあたりも「ゾウ」は語っているのかもしれませんね。
パリの社交界では食事をしながら靴について話し合ったり、又、自分の靴を磨きあげる会もあるそうです。
ともあれ、靴も適度な休養日が必要だそうですから、できたら週休3日がいいということですヨ。