フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

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2008-04-20 21:44:11 | Weblog
ちょっと熱が出たときにおでこに貼る「冷えピタ」ご存知ですか。文字通りピタッと貼って冷やすわけですから商品名としてはわかりやすいですね。
わかりやすいネーミングの話ですが、その1、「法テラス」 これは国民の法律相談窓口のコールセンターのことで「法で社会を明るく照らしたい」「くつろげる日当たりの良いテラスのような場所にしたい」という狙いから名付けられました。
その2、「メーグル」 これは2007年7月から本格運行を始めた名古屋市内の観光名所を回るルートバスの事で、文字通り名古屋市内を巡るからの名付けでしょう。
こうした名前は大変わかりやすいのですが、最近の会社名が問題です。かつては社名を見ただけでどういう種類の会社かよくわかったのですが、今は横文字になったりアルファベット3文字になったりして何をあつかっている会社なのかわからないことが多いです。これがオシャレというCIの結果なのでしょうか。売っていく製品やサービスと同じにするか、会社の理念を伝えやすい名称が良いと思うのですが。
ただ最近はIT時代、ドメイン名に空きがあるのも会社名を考えるには必要な事かもしれません。ビジネスを進める為の有利さは覚えやすいわかりやすい名前を付けること、これを第一に考えてみてください。
そうそう最近は似たような名前の会社も多いので、インターネットで調べてみるのも大切なことかも知れませんね。
念の為に私の事務所の「トークオフィス・マツバラ」は「松原遠く~」という唱歌から付けてみました。