マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
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「‘Ne guenstige Gelegenheit」

2008-07-16 11:50:19 | 好きな俳優 ベンノ・フュアマン

Ne guenstige Gelegenheit (直訳=こりゃいい機会だ) 1999年 ドイツ作品日本未公開

監督 Gernot Roll(ゲルノット・ロル)
出演 Benno Fürmann(ベンノ・フュアマン)  Armin Rohde(アーミン・ローデ)  Rebecca Immanuel(レベッカ・イマヌエル)  Herbert Knaup(ヘルベルト・クナオプ)


勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
キャンプ場に住んでいるゴスベルト(Gosbert)は、“大人のおもちゃ”を売る為に売春宿へ行った。偶然にも、客が心臓発作で死んでしまい、困っている売春婦シャルロッタ(Carlotta)の部屋に出くわしてしまう。その客が持っていた現金につられて、彼女と共にその客の死体を隠すゴスベルト。
そして、翌日、彼が泊まっていたホテルへ行き、友人のアボ(Abo)と共にその客の車を盗み出した。だが、そのトランクの中にはすでに先客が・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ベノ出演の映画で、日本語版にして欲しい作品第2弾!(笑)
彼出演のコメディ。
後味もよくて面白い映画だった。

この車のトランクにいた人が大手企業の方らしく、その企業に身代金を要求するゴスベルト、アボ、シャルロット。

でも、その企業は共同経営だったので、これをいい機会に誘拐された男を抹殺したい企業側。そして、実は死んだ男はギャングで仲間と共にこの誘拐計画を立てていた。それに、ゴスベルトには、金を渡さないといけない連中がいて・・・。
そんなこんなが入り乱れての展開。
いつもながら語学が皆無なので細かいいろいろは分からないが、話全体はわかりやすかったので、十分楽しかった。
(詳しい内容は、こちらのサイトをご覧下さい。↓
http://www.japan-art-design.de/film/film06.htm#108

主人公のゴスベルトが、ベノ。
どうしようもない、なさけない男だけど、なんかとても愛らしかった。

気の弱い、人の良さそうな感じが、とっても新鮮で、すっごく素敵だった。
客の泊まっていた部屋で嬉しそうにお風呂に入ったり、トレーラーハウスが寒すぎて、洗濯物が凍っている中、寝てたり。(何故か薄着で・・・)

そのハウスは、ガス漏れで壊れたりして、めっちゃ面白かった。

そうそう、ギャング達にボートごと沈められていたのには、ハラハラした。
シャルロッタが駆けつけて助けてくれるのだが、その時に彼女が人工呼吸を始めると・・・という、ベタだけどお約束も良かったなあ。
キスしようとして、殴られちゃったり、本当にお茶目で魅力的なゴスベルトだった。

もの凄く気になる建物があった。
それは、最後に身代金を受け渡す場所なのだが、


ティル君主演の映画「レボルーション6」の落ち葉が敷き詰められていた場所にすっごく似ていたのだ。
今回は、落ち葉がまったくなかったが、妙に天井の感じが似ていた。
あれって何かの工場跡?う~ん、分からん。

ドタバタコメディでベノファンでなくても楽しめる作品だと思う。
だから、日本でDVD化して欲しいなあ。
でも、コメディって日本でDVDになる率って少ないんだねえ。
何故だろう?国民性かしら?(@_@)

コメント
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