Nackt (直訳=裸) 2002年 ドイツ作品(日本未公開)
監督 Doris Dörrie(ドリス・ドリエ)
出演 Heike Makatsch(ハイケ・マカッチ) Benno Fürmann(ベンノ・フュアマン) Jürgen Vogel(ユーゲン・フォーゲル) Alexandra Maria Lara(アレキサンドラ・マリア・ララ) Mehmet Kurtulus(メーメット・クルトゥルス) Nina Hoss(ニーナ・ホス)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
土曜の夜に3組のカップルが久しぶりに集まって夕食会をする事に。
エミリア(Emilia)とフィリックス(Felix)は、財政的に苦しく、そのことで最近はケンカばかり。その為に今は別居状態。
ディラン(Dylan)とシャルロット(Charlotte)は、彼らとは正反対に財政的には裕福になったのだが、何となくぎくしゃくした毎日を送っている。
アネット(Annette)とボリス(Boris)は、未だに仲むつまじい。
そして、3組の夕食会が始まった。
持論を言い続けるシャルロットに対して反発するディラン。
そこで3組はシャルロットの持論を検証する事にした。
「裸を触るだけでは、相手が分からない」というシャルロットに対して、ディランは絶対に当てられるというのだ。
アネットとボリス、ディランとシャルロットのカップルが裸になり、目隠しをして互いに相手を探し始める。すると・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
ベノを本国で有名にしたのは、この映画という感じによく引き合いに出てくるのがこの作品。
だったら日本でもDVD化を願うばかりなのだが。
殆どがこの夕食会の風景。
食事をしながら討論しているので、語学が皆無な自分にはとうていその内容は分からない。
ドイツ語字幕がついているが、何しろ無理なお話でして。(^_^;)
なので、見た感じの印象で内容を書いているので間違ってたらすみません。
勘弁してください。
おしゃれな感じの恋愛模様で、裸でのシーンはそんなにいやらしくもない。
互いのパートナーの良さを再認識するという感じではあるので、マンネリ化した男女の大人の恋愛話という印象を受けた。
ベノは、ハイケ・マカッチ演じるエミリアの相手のフィリックス。
彼女はドイツでは有名な女優さんであるようで、ティル君主演の映画「Maennerpension」に出演していたし、最近お見かけした映画だと「ラブ・アクチュアリー」でアラン・リックマンを誘惑していた女性ミアという役で出演していた。
彼らのカップルは裸になった二組を冷静に観察している感じだった。
フィリックスはこのカップル同士に少しいたずらを仕掛けるちょっとお茶目な感じの男だったけども。
エミリアにはその子供っぽさというか、楽天的な感じの(そう見える)彼に嫌気がさしているようで、しかし、フィリックス自信は、あまりその事に気がついていない様子。
彼女の心情も分かる気がした。(笑)
端から見ればお茶目で可愛い感じの男性だが、実際自分の彼だったら、エミリアと同じように怒っていたと思うのだ。
そういえば、
歌を彼女の為に歌ってくれたのだが、なんだかとてもいい感じだった。
なかなか歌も上手いベノだったし。かっこよかったし。
他のカップルも魅力的で良かったが、持論を唱えるシャルロットにほとほと腹が立った。ドイツ語で内容が分からないのにだ。あ~いう女はどうもダメだ。(爆)
ドイツ映画を見ていくと何作かに1作ぐらい彼らに出会う。
「トンネル」にも出演しているメンバーがいるのでチェックしてみてくれ。