マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

初めに
カテゴリーの「基本ルール」をお読み下さい。

「サイン・オブ・ゴット」

2008-06-24 09:20:13 | ドイツ映画&ドラマ

Das Jesus Video 2003年 ドイツTVスペシャル

監督 セバスチャン・ニーマン
出演 マティアス・ケーベルリン ナイケ・リベリ マヌウ・リボウスキー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
紀元後2000年のイスラエル。
考古学を学んでいるステファンは、砂漠で発掘調査をしている時に、大きな穴に落ちてしまう。そこには、人骨があり、側には手紙らしき物があった。しかし、2000年も前の人骨のはずなのに、歯には、ガムの成分があり、片足にはチタンが入っていた。そして、極めつけがその手紙らしきものと一緒にビデオカメラの説明書が入っていたのだ。それも3年後に売り出される予定のビデオカメラのもの。
ステファンは、タイムトラベラーの遺体だと主張するが、誰も取り合ってはくれない。そんな中、彼は何者かに命を狙われるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
何かのドイツ映画を見ていた時に入っていた予告編から面白そうなので借りた作品。
インディも公開になった事だし、なんとなく、そういうドイツ版秘宝探しものかと思って見てみたのだ。

見終わって予告編を思い返すと、思いっきりネタバレはしていると気がついた。

まあ、宝捜しものっていえばそうだが、違うといえば違うかな?
「タイムライン」的なお話かと思ったが、それともちょっと違う感じだったなあ。

このビデオカメラにイエスが写っているという手紙の解読から、話は発展していく。
本当にイエスなのか?そして、あの人骨は本当にタイムトラベラーのものなのか?

個人的には面白かった。

(最近そこら辺の勘は冴えてる気がする)
真相はやはり闇の中だが(イエスうんぬん)その後、どうするんだろう?という期待が沸いた。
まあ、作品的にはこれで終わりなんだけれどもね。

なんたって、
主人公のステファンこと、マティアス・ケーベルリンが好みの容姿をしていたのだ。
さらに、
彼の腕の入れ墨「重宝な人」

というのが無性に、マニア心をくすぐったのだ。(爆)
妙に他の作品も見たくなった。今回だけの入れ墨だったのだろうか?
調べたらどうも、俳優本人が入れている感じだったのだが、別作品で確認してみないとなあと、これまた真相は闇の中。(笑)
ステファンは、弱いが意外とタフで、何度も危ない目にあいながらも、不死身だったりするのだ。そこの所も面白かった点だ。
そうそう、彼を見て思ったのだが、ドイツ人ってもしかしたら、腕時計をしたまま、シャワーなりお風呂へ入るのか?と思ったのだった。
彼はもろしたまま風呂へ入っていた。(だから、あの方も腕時計・・・)
防水加工だと思うが、それってすごくない?と感じたのは言うまでもない。

少しのロマンスも入っていたこのお話。
イエスうんぬん話はこれで3回目になるかな?
「抹殺者」「ナイト・オブ・ゴット」
宗教的な事はとんと知るよしもないが、こうも見ると気にはなってくる。
それほど題材にしたい要素だと言うことかもしれないけども・・・。

さて、今月も終わりに近づき、ここ数ヶ月の習慣になっているドイツ映画&ドラマ週間を今週も開催する。
EURO2008でベスト4にドイツが入った事だしね。(なんのこっちゃ!!) 


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6 コメント

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サイン・オブ・ゴット (朱里)
2008-11-25 16:33:03
コブラシリーズを見るようになってから、すっかりドイツドラマと映画に嵌ってる私(わたくし)、今週、「サイン・オブ・ゴット」を見ました。
この間借りたスピードウェイの番宣に入っていて、とっても興味を引かれたんですよ。
それにしても、勇気ある制作ですよね~、イエスを移したビデオをめぐるSFアドベンチャーなんて。
宗教的な問題で難しいであろう題材を、しかも難しくしないで、あえてくずして映画にしたところを、まず評します。
神を冒涜しているとか、言われかねないですよね。

で、内容的には普通にアドベンチャーだったんですけど(笑)、その中でどうSFをもってくるのかと思っていたら、アドベンチャー的にいうとお宝そのものがSF(未来から過去へとんだというだけ)だけ。
最後はタイムトラベラーでもするのかと思い期待していたら、そんなことなく終わって残念な結果になりました。
ようするに、ただのアドベンチャー映画だった訳です。
アイディアや発想は面白いと思うんですけどね~。
だから、期待していたのに、あの最後の終わり方はないと思いますよ……(苦笑)?
しかも、なぜカメラが未来で、ビデオの内容が過去で繰り広げられた世界は現代…?笑
過去、未来、現代を制覇するにしても、もう少し使い方を考えてほしかった。
でも、私は好きでした、この映画。

今度は、キングオブカルビアンを借りてみようと思っています。
これは「サイン・オブ・ゴッド」の番宣にあって面白そうだったので、借りてみようかと。
これもSFアドベンチーらしいです。
SFが好きみたいですね、ドイツ映画。
返信する
SF好きというか・・・。(^◇^;) (takbout)
2008-11-25 16:52:31
朱里さん
最初に。
コメント記事を勝手に移動させて頂きました事を、お詫びいたします。
一応、カテゴリの中に
「ドイツ映画&ドラマ」というのがございますので、よろしかったら今度は、こちらを参考にして頂きコメンとを頂けると嬉しい限りです。

さて、本題へ。
映画ではなく、これはスペシャルドラマだったと思います。なので、オチはそれなりかと・・・。(^^ゞ
主人公を演じた彼は、ドラマ俳優さんのようです。

>コブラシリーズを見るようになってから、すっかりドイツドラマと映画に嵌ってる私
お~!!
それはよい傾向ですね。
ドイツ映画好きの自分としては、ファンが増える事はすっごく嬉しい事です。
さらに、コメントを頂けるのはすこぶる嬉しい事であります!(^_^)v

SF映画とか、ドイツもいろんなジャンルの映画を制作してますよ!
青春ものとか、恋愛ものとか。
ヒトラー関係ばかりじゃありませんよ。(爆)

自分もまだまだ、進行形でドイツ制作ものを見ています。(キングオブカルビアンは、考え中ですが)

今回のように、掘り出し作品があったらまた教えてくださいね♪

返信する
探したのですが、探せなかったのです(笑) (朱里)
2008-11-25 20:56:40
すいません、検索で探したのですが、でてこなかったので、あの記事のコメントに入れました。
キングオブカルビアンは考え中とのことですが、面白くないんですか~?
私的には色んな意味で(突っ込み要素満載そうで)面白そうだと思ったのですが……。
借りたらまた感想書きますね~。
記事読んで面白そうな作品がありましたので、そっちも借りてみたいと思います。
そういえば、前に日本でドイツのアドベンチャー映画が公開されたらを観にいったことあるんですが、それも面白かったんですよね~。
でも今となっては題名が……。
多分2004年頃だと思うのですが、記憶にありますか?
渋谷だけで公開していたみたいなんですけど。
返信する
検索ページの作成? (takbout)
2008-11-25 23:33:58
朱里さん
題名だけでは、どうも探しにくいという難点がこのブログにはあるようでして。(^^ゞ
記事の中にも題名を入れないといけないらしく・・。
ただいま、どうするか検討中でございます。
(目次の記事を書こうかどうしようか)

今度は、主演俳優さんの名前ででも検索してみてください。(それも危ういのですけどね(^^ゞ)

>キングオブカルビアンは考え中とのことですが、面白くないんですか~?
見てないので、なんとも言えないのですが。
どうもまだ、自分の勘にピンと来ないものですので。
警戒している所です。(笑)

質問の件ですが・・・。
2004年頃の渋谷だけの公開????
4年前は微妙にドイツ映画をこれほど見ていた時期ではないのでちょっと分かりません。
ごめんなさい。

しかし、その作品かどうか分かりませんが。
SFアドベンチャーコメディでしたら、
ティル君の映画「ドリームシップ エピソード1/2」
http://blog.goo.ne.jp/takbout/e/94d42fce7e8b3a298a802fa5fd7608e6

というのがあります。
面白いので、ご覧になってなかったらどうか見て下さい。

適切なお答えが出来ませんで、すみません。
返信する
本人の刺青? (Happiness裕之介)
2008-11-27 23:49:02
アウトバーンコップのカテゴリーにコメントさせていただこうとアクセスしたら、「サイン・オブ・ゴット」で盛り上がっているようなので、私もお邪魔させていただきま~す。

私はこの手のアドベンチャー好きです。アクションもそこそこあって、謎解きも楽しめました。昔見みたのに、見始めたら最後まで見ちゃった~。

マティアス・ケーベルリンがtakboutさんの趣味ですか。悪ガキがそのまま大きくなったような感じで好青年ですよね。刺青しているのは気づいたけど日本語だったとは知らなかったな~。男の裸なんてよく見ていないって事ですよね(笑い)。確かに見直すと日本語ですね。
刺青は、このテレビムービー用のシールかな思っていたら、本人のものですか。俳優さんが刺青しているなんて更にびっくり。確認のため、彼が出ている「エクスペリメント」を見直しました。確かに同じ刺青をしていますね。刺青をしている事すら気づかなかったな~。このTVムービーは、モーリッツ・ブライブトロイが主演した劇場映画エスの二番煎じみたいなもので、とてもお薦め出来るデキではありませんが、マティアス・ケーベルリンが好きなら見る価値はあるかも(既に見ていたら失礼を許しください)。
ところでサイン・オブ・ゴットに戻って、彼と一緒に謎解きをした彼女役のナイケ・リベリは、ミュンヘン生まれとなっているに、吹き替えでしたね。口と声が合っていないのが気になってしょうがなかったな。
それと、このビデオの予告編に、アウトバーン・コップ・パイロット版TVムービー「スピード・ウェイ」が入っていて懐かしく見ました。予告編は良く出来てますね。たいした番組でなくても見たくなっちゃう。最後はやっぱりアウトバーンコップに引っ張ってしまいました(笑い)
返信する
すでに、観賞済み。(^_^)v (takbout)
2008-11-28 08:26:27
Happiness裕之介さん
>盛り上がっているようなので
盛り上がっていると言うか、何というか・・・。(^_^;)

自分もこの作品は好きです。
宗教が絡まないともっと好きなんですが。

>マティアス・ケーベルリンがtakboutさんの趣味ですか。
Ja!(笑)
ガキっぽい所が見え隠れする俳優さんが好きなんですよ。(役柄もあると思いますが・・・)


「エクスペリメント」
お薦めありがとうございます。
でも、もう観賞済みです。
TV用なので、「エス」よりは控えめかと。
彼の作品は、「トルネード」も最近観賞しました。
後日、感想記事は掲載する予定です。

>ナイケ・リベリは、ミュンヘン生まれとなっているに、吹き替えでしたね。
やっぱり・・・。
なんとなく、違和感があった事を思い出しました。
でもなんで何でしょう?
訛りの関係ですかね、よく分からないですけど。


アウトバーン・コップも大好きですが、
基本的に映画が好きなので、
よろしかったら他の作品等にもコメントをくださいませ。

どんな意見でもど~んと来い!(な~んてね)
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