Heidi 2015年 スイス・ドイツ作品
監督 アラン・グスポーナー
出演 アヌーク・シュテフフェン ブルーノ・ガンツ イザベル・オットマン クィリン・アグリッピ カタリーナ・シュットラー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
丘をかける幼い少女。
叔母のデーテに連れられてアルプスの山に来たハイジは、彼女の父親の父、おんじに無理矢理預けられてしまう。おんじもハイジを誰かに預けようと牧師に相談しにいくも、気が変り、素直で可愛いらしいハイジと一緒に暮らすことに。
おんじの家にやってくるヤギ飼いのペーターやペーターの家族とも仲良しになったハイジ。
楽しい山暮らしをしていたが、再びデーテが現れハイジをだまし連れ去ってしまった。ハイジは、ドイツのフランクフルトに住むお金持ちゼーゼマンの娘クララの遊び相手として連れてこられたのだった。
そんな事とは知らないハイジは、デーテの言った「嫌になったらいつでも山へ帰っていいんだよ。」という言葉を信じクララと暮らし始める。
クララはお友達が出来たと喜ぶも、彼女の世話係でもあるロッテンマイヤーは、自由奔放なハイジにきつく礼儀作法を教え込む日々。すると、ハイジはデーテの言葉を思い出し山に帰りたいと言い出すも、ロッテンマイヤーはそんなことは許されないとハイジを叱るのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
昨日話した『ドドンとドイツ! ~今度は映画 de おジャーマン~』で映画についてお話して下さった字幕翻訳者の吉川美奈子さんが字幕をつけた作品のひとつ。
ある世代からはアニメ「アルプスの少女ハイジ」でおなじみのこの物語なので、ブル-ノ・ガンツ演じるハイジのおじいさんの事を「おんじ」とあえて字幕でつけたそうです。
個人的にはそのお陰で、ハイジの実写版!それもドイツ語だ~とすっかりのめり込んで観賞。
物語はまんまアニメとそっくり~でしたが、有名なあの「クララが立った~。」はちょっと違った。(ネタバレになるのであえてお話しませんが)
それと、
犬のヨーゼフが登場しなかったのが寂しかったなあ~。(>_<)
おっとりとした貫禄のヨーゼフは、本物の犬だと表現しにくかったかな?
わかっちゃいるのに、ロッテンマイヤーにイラっとしたり、わかっちゃいるのに、ハイジが山を思うばかりの行動に泣いてしまったり。
アニメを見ていた世代の方は、もしよかったら観賞してみて下さい。