The Girl with the Dragon Tattoo (ドラゴン・タトゥーの女) 2011年 アメリカ作品
監督 デヴィッド・フィンチャー
出演 ダニエル・クレイグ ルーニー・マーラー クリストファー・プラマー ステラン・スカルスガルド ゴラン・ヴィショニック ステーブン・バーコフ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
老人宅へ押し花が送られて来ていた。どんな植物か調べさせる、老人。
雑誌「ミレニアム」の記者ミカエル・ブルムクヴィストは、実業家、ヴェンネルストレムとの裁判に負け、名誉毀損で有罪が決定した。
一方、フルーデ弁護士は、調査員のリスベット・サランデルに直接会って、調査対象だった記者のミカエルに付いて口頭で報告を受けていた。
そして、クリスマスの翌日。
ミカエルは、フルーデ弁護士から依頼主に会って欲しいとの連絡を受け、すぐさま帰る気持ちでヘデスターに住む依頼主、ヘンリック・ヴァンゲル(ヴァンゲル財閥の元会長)の家を尋ねた。
ヘンリックは裁判に負けたヴェンネルストレムの秘密を餌に、半ば強引に、ミカエルに仕事を受けさせた。
その内容とは、16歳で行方不明になった姪っ子ハリエット・ヴァンゲルを殺した、一族の中にいると思われる犯人を捜す事だった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
どうしようかと迷ったが、ちょうど、「ミレニアム1」の原作を読み終わったので、ハリウッド版の感想を先に書くことにした。
原本に近い内容は、アメリカ版の方だったからだ。
映画のオープニングのあの場面は、リスベットの悪夢という事らしいが、
何せ、目を懲らさないと何をしているのかが、自分にはさっぱり分からず、このシーンを入れるってことは、娯楽性が高いアメリカらしいのかな?とも思ったが、ちょっと入らないなあなんて思ったのが本音だった。
個人的にダニエル=ミカエルは、ちょっと美形すぎと違う?と思ってしまった。σ(^◇^;)
やっぱりこっちを後に見といて良かった~。(爆)
新聞記者で謎を解くという雰囲気は良かったのだが、ガキっぽく、すべての事を素直に受け入れる感じがなんとなく欠けていた気がしたのだ。
さらに、あんな大きな娘の父親に見えなかった。σ(^◇^;)
う~ん、なんとももうちょっとだったんだよなあ。
だけど、森での走りっぷりは、かっこよかったぞ。(^O^)v
さてリスベットの方だが。
申し分けないがこちらも、お嬢様すぎた。
アカデミーの候補に上がったというが、ノオミ・ラバスの名演技が脳裏にこびりついていたために、どうしても、受け入れがたかったのだ。
一番の違和感は少年ぽさが欠けていた事。
ついでに、タトゥーも小さかったしね。
簡単に2作品の違いを言うと、
原作に忠実なのは、アメリカ版で、その本のファンの願いに忠実なのがオリジナル
ではないかと個人的には思った。
両者の演出の違いがあるのだが、それは、本の感想を掲載した時にすることにして、ここでは控えさせてもらう。(TBをご覧下さい)
あ、そうそう、オリジナルと違和感ありありだったのは、リスベットの後見人。
こっちの俳優さんの方が人が良さそうに見えて、逆襲された時は、逆に気の毒に思えてしまったからだ。
あ、忘れそうだった!
「ER」のルカがいたんだ!(ゴラン・ヴィショニック)
リスベットの上司ドラガン・アルマンスキーだったのだが、なんで彼?と思ったら原作にはアルマンスキーはクロアチア人となっていたのだ。
あ~だから彼ねえと納得。(爆)
個人的には、オリジナルの方が断然好きになった。
なので、明日は、オリジナルの続きを。