マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ブルーバレンタイン」 

2017-05-03 07:30:55 | 2000~2010年代 映画

Blue Valentine (ブルーバレンタイン) 2010年 アメリカ作品



監督 デレク・シアンフランス
製作総指揮 ライアン・ゴズリング
出演 ライアン・ゴズリング ミシェル・ウィリアムズ フェイス・ワディッカ マイク・ヴォーゲル

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
犬を呼ぶ娘のフランキー、側には眠っている父親ディーンの姿があった。
フランキーが父親を起こすと犬を捜しておくからと告げ仕事へ出掛けていった。
彼女の母親でディーンの妻シンディは看護師として働いており医師から昇格の話を持ちかけられていた。嬉しい彼女だったが、戸惑いの方が大きかった。
何故なら、その日暮らしが好きで、定職を持たないディーンがなんていうか・・・。
出会った頃、シンディは医学生だったが、妊娠した事を誰にも告げられずにいた。
そんな時、バイト先で出会ったディーンが彼女に一目惚れをし結婚を迫った。
赤ちゃんを諦め切れない彼女はそのまま彼と結婚するのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
なんで、妻が出世とか定職とかお金を自力で稼ぎだすと、夫はくさるのだろう
働かなくなったり、気にくわなかったり。
現在の夫婦関係というのは、働かない妻はいらないと夫は思うようだから、結局は女性はどうしたらいいんだ?
夫から言われるままの従順な妻が一番いいのか?
それって夫の奴隷って事?
召使い?
この作品を見ながらどっちがいいんだろうと思いながらもイライラしっぱなしだった。

誰もが経験する事。

若い時はその日暮らしでも楽しいけども、いざ家庭をもつとそうはいかない現実。
特に子供が産まれると、女性は安定を求めるが、男性はそんな事を思わない、今まで通りの暮らしを求める。

そのギャップで仲はこじれていくんだけどね。

現実と過去とを行き来する演出なので、まあ、戸惑った。
え?今はどっちの話しをしてるの?っていう感じに。

それでは、
今週の注目ゴズリング君はといいますと、その日ぐらいが好きな夫ディーンだった。
無償にイラツク野郎でした。
仲を修復しようとラブホに連れ出すってのも・・・。安易だよ。
だけど、自分の子供でもないのに彼なりに努力した姿は、エライと思った。
まあ、そこだけだけどね。
それにしても、彼の役って一目惚れ多いなあ~。
それとも偶然かな。

ここまで話すと男性だけが悪いみたいになってるが、シンディだってわがままだよ。
赤ちゃんを諦められないから、手っ取り早くそこにいる惚れられた男と結婚するってのもさ。

どっちもどっちだって思ったね。

そういえば、先日何かを見ていて納得のフレーズを聞いた。
人は変っていく生き物だ。その変わって行く自分が変わって行く相手をいつまでも同じように愛し続けるのは難しい事。」
だよね。

永遠の愛は、互いに努力して得るものなのかもしれないなぁ・・・。


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