Mörderischer Frieden 2007年 ドイツ作品
監督 ルドルフ・シュヴァイガー
出演 エイドリアン・トポル マックス・リーメルト スザーヌ・ボアマン ペーター・ボンガルツ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1999年、コソボ。
ドイツは第二次世界大戦後、初めて戦闘へ参加した。国連の使命は、虐殺の阻止。
KFOR(国際安全保障部隊)と名が入った戦車に乗り込んだ、ドイツ軍兵士のチャーリーとトム。トムは外を見張っていると、墓石に手を合わせた瞬間に爆発が起き、死亡する母親と側に寄りそう少年を目撃してしまう。
そして、安全地帯への入口での任務の最中、アルバニア人の襲撃からセルビア人を守る為に移動させている時に、何もかがライフルで無差別に打ち込んで来るのだった。銃弾に倒れる、一人の女性に、見かねたチャーリーは、彼女を救う為に飛び出してしまい、彼も負傷してしまう。
トムはその狙撃犯を追い詰め身柄を確保するが、それがあの時の少年だと分り動揺するのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
コソボ関係はこれで2本目になる。1本目は、スペイン映画「非常戦闘区域」。
その時も言ったが、彼らは中立を保っているつもりなのに、襲われてしまうのだ。
根強い怨みというべきか。
相手にそこまでやられたら、やっぱり仕返ししたくなるのも頷けるのだ。
でも、なんでそこまでしてしまったのだろう?
民族間の争いは、本当に終わりがないとこの作品を見てつくづく感じてしまって、無償に心苦しくなってしまったのだった。
それでは
目的のリーメルト君はいいますと、最初に飛び出していってしまうドイツ軍兵士、チャーリーだった。
打たれた彼女も彼もたいしたケガではないので、すぐに元気になるが、
このチャーリーの軽いこと、軽いこと。(爆)
彼女をすぐに好きになってしまうし、感情的になってしまうのだ。
ちょっと違う役柄が見れてその軽い感じも似合っていて良かったのだが、この場合はだとそれがちょっとイラっと来る事もあったのだった。
おいおい、こんな所で好きだの嫌いだのと言ってる場合じゃないだろうに~と。(^_^;)
その反面、トムが落ち着いた紳士的な感じだったので、好感が持てたのだった。
少年との心の交流とか、彼女への秘めた思いとか。
で、
演じたエイドリアン・トポルって何処かで見たなあ~と思ったら、彼も「コブラ11」にゲスト出演していたのだった。あの時は、困った弟役で雰囲気も違っていたので、すぐには思い出せなかったのだ。
そうそう、
スナイパーの少年が、自分の幼い時に可愛がっていたぬいぐるみを抱いて、泣き出すのがすっごくじ~んと来た。
どんだけ、我慢してきたんだろうなあ~という事と、その時の幸せな思い出が過ったんだろうなあ~と。
もう、切なくて、切なくて、たまらなかったぞ。(>_<)
こんな争いはもう、何処の国でも起こって欲しくないと願わずにはいられないのであった。
はじめまして。コメントありがとうございます。
ゲームを題材にした映画とかではないので、2とかはないと思われます。
日本の発売元が勝手につけたタイトルですので、勝手にシリーズ化して、販売しているかもしれませんが、ドイツ作品では見当たりません。
それに、このお話、これで完結してますので。
ご自分で探して見て下さい。
自分には発見出来ませんでしたので、すみません。