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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

日本新劇製作者協会の集い

2018年02月03日 | 身辺雑記
本日、日本新劇製作者協会は
「芸能花伝舎」に結集する。



新年研究会及び交流会。
(とゆーわけで富士山

そこで協会機関誌の「円卓」を
配布すべく、昨日神保町にある
編集スタジオへ赴いた。
その途中、行列の絶えなかった
「ラーメン二郎」が、無い。
数ある二郎の中でも
五本の指に入ると言われた店だ。

券売機の釣銭20万を盗まれたと
報じられたのは一年ほど前か?
ただ。
そこに出来た「立川マシマシ」は
二郎系インスパイア店だった

二郎のスープで挽肉を炒めた
脂たっぷりのルー(?)をかけた
「マシライス」が売りらしいが、
神保町の五号店では、でかでかと
「カレーうどん」を推している。



が、まだ開発中で提供に至らず。

さて。
「二」といえば、日本相撲協会の
理事選で落選した貴乃花の票数。

土俵の外の闘いで、悪役を担う
八角理事長との関係をみて、
都議会のドンvs小池さんの図式を
思い出すのは僕だけかしらん。

先月『仮名手本忠臣蔵』を上演した。
大星由良助がイイモノで、
高師直がワルモノだった。
でも、それはあくまで物語の世界。

実際の世の中においては誰だって
自ら進んで悪役になろうとはしない。

ここまで明確な絵を描かれると
八角さんには八角さんの思いが……と、
話をちゃんと聞いてあげたくなる。

第61代横綱・北勝海。
初土俵から本名の「保志」で相撲。
大関昇進を機に四股名をかえた。
「ほし」をもじって「ポチ」、
あるいは見た目から「ブルドック」
と、愛称は奇しくも犬がらみ。
今年の干支と重なるだけに、
是非「体を入れ替えて」善玉に、
なってくれたらいいのにな~。

今日は節分。
鬼を追い払ってさ。

話を戻そう。
本日の研究会ではゲストは呼ばず、
会員でディスカッションをする。

わが協会も「マシマシ」となりたい。
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如月灸

2018年02月02日 | 身辺雑記
チャーハンを作る時、まず飯を炒め、
それから卵を、さらに具を投入。
そう教わって長い間作ってきた。

が、ある時から火力の弱い家庭では
ご飯と卵を同時に入れるのがいいと。
恐らく今はそちらが常識だろう。

お米も、母から「よく研いだ?」
と厳しく言われたものだが、
今はこれも宜しくないそうだ。

まぁこちらは間違えていた、
というより精米技術の向上と
我々の習慣の齟齬があった例。
この手のパターンは他にもある。

芸人は親の死に目に会えないと
長らく言われてきて。また、
その当人も畳の上では死ねない、
舞台で死ねたら本望なんぞとも。

往時は、大病が判明した時、
もう治る見込みはなかった。
そこに立ち止まる選択肢はなく、
恐らくそこから「生きざま」の
一つの形も確立されたのだろう。

けれども医学の発達により、
治癒する段階で見つかる。
・・・そりゃ治します。
だから降板もするし、回りも
「早く治って」と応援するのだ。

※※※

降板といえば。
自分理由で役を降りた場合、
劇団ではそれから暫く干される
というのが割と最近まであった。

様々な理由がある。
ひとつには「示し」の問題。
座員が個々好き勝手を言い出せば、
確かに劇団活動は成り行かない。

「自分理由」も様々。
経済理由(例えるなら、親が倒れ、
家計を支えるため)の場合には
情状酌量の可能性が残される。
けれども。
外から客演のオファーが来て、
その役を全うして演技力が高まり、
人脈も広がる等、将来的には
劇団に還元できます・・・
的なパターンには容赦がない。

ただ。
劇団の状況にも変化があり、
昔に比べ所帯が随分小さくなった。
干す余力がなくなっている所も。

いいのか悪いのか解らないけれど。

劇団の成長期は終わりを迎え、
歯を食い縛り、存続に力を注ぐ。

※※※

高度成長期には電力が必要で、
必要悪と知りつつ「核」に依存。
しかし今。
有用な自然エネルギーがある。
先に飯を炒めるチャーハンを
いつまで作り続けるのだろう。

二月二日、雪の東京。
二日灸または如月灸。
今日、灸をすえると効能が倍に。
一年を無病息災で過ごせる日。

横暴に振る舞い続ければ、
自然界から熱い灸をすえられます。
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