麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

北へんろ、西へ(七)

2020年12月30日 | 俳優座

護国寺のランドマークはもうひとつ。

出版界の二大グループの一翼、

「音羽グループ」の雄・講談社である。

有楽町線護国寺駅の6番出口は、

1909年創立の総合出版社の目の前に出る。

 

 

懸垂幕はやはり「半沢直樹」だ。

僕的に講談社といえば「マガジン」。

ただ、子供の頃の僕は、

首位を独走していたマガジンではなく

ジャンプ派だった。既に判官びいきで

「でっかいもの」を敵視(?)していた。

とはいえ、好きな作品は勿論あって、

『野球狂の詩』(水島新司/1972-77)

『オフサイド』(塀内夏子/1987-92)

『ダイヤのA』(寺嶋裕二/2013-15)

などなど多数。

……ん? 全部スポーツ漫画だ

 

『野球狂~』は、初の女性プロ野球選手で

水原勇気(*)のイメージが強いけれど、

岩田鉄五郎ら個性豊かな、

文字通り「野球狂」のドラマが

基本一話完結で描かれるのが熱く、

なかでも「北の狼、南の虎」は名作。

 

*アニメ版の声と実写映画版の水原を

木之内みどりが演じていたのも

我々世代には涙チョチョギレだ

 

高校サッカー漫画『オフサイド』は

当初、塀内真人名義で連載していた。

主人公がGKからストライカーに

コンバートする物語で「川高」こと

私立川崎高校の熊谷五郎が主人公。

作者自身チャキチャキの川崎っ子だ。

 

『ダイヤ~』は高校野球が舞台。

『ダイヤのA actⅡ』として連載中。

・・・と横道に逸れ過ぎました。

 

 

昨日で六本木の稽古場は閉じましたが、

護国寺のスタジオは今日が最終日。

『北へんろ』は骨太の筋書きに

希望の光を射す民謡の歌声が相まるのが

魅力のひとつで、民謡歌手・佐藤理加さんの

伸びやかな声が、今日も稽古場に響きました。

 

      

 

そしてブログも2020年は書き納め。

21年も引き続きマイペースに綴れたら、と。

良い年末年始を

  


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