今更ながら、今日は討入の日。
元禄15年12月14日、吉良上野介邸を
大石内蔵助以下四十七士が襲撃。
主君・浅野内匠頭が前年3月14日、
江戸城中で刃傷に及び、即日切腹、
赤穂藩は改易となった仇を晴らした
「元禄赤穂事件」は312年前の今日。
あ、ちなみに一年九ヶ月の間、
様々なタイミングで脱盟して
最終的に残ったのが四十七人。
全赤穂浪士の二割弱なんだとか。
閑話休題。
さて遊戯空間が今回お届けする
『仮名手本忠臣蔵』は、
も~何度も書いてきたが、
上記史実を下敷きにした「創作」。
今日も中板橋で稽古、稽古。
木曜日から「立ち」に入り……
まあ立ちとは言え、なんたって
リーディングなので主に座ってますが
これまた何度も書いてるように
単なる「朗読劇」ではない。
登場人物の距離感や関係性を
象徴的に見せ、観る者の豊かな
想像力を掻き立てる演出。
昨年も多くの方に喜んで頂いたが、
今年はさらに磨きをかけて、
「大人の忠臣蔵」になっております。
三百数十年前、内蔵助は四十半ばで
この討入の指揮を執った。
今回でいえば渡辺聡とほぼ同じ。
しかし。
古今東西の『忠臣蔵』で内蔵助や、
彼に当たる『仮名手本~』の
由良之助を演じてきたのは、
もっと年嵩が上の俳優たちだ。
遊戯空間では昨年に続き佐々木梅治。
そして今年は新たに、
由良之助の妻・お石に観世葉子、
をはり万造が加古川本蔵、等々
ベテラン陣が増し、重厚な芝居で
稽古場を引っ張っています。
北の地に激しく雪が舞った
2013年師走。
自然も雰囲気を盛り上げます。
いよいよ来週の金曜土曜。
21日18時以外は御陰様で売行好調
ご予約はお早めに
《追記》
冒頭写真は銀座歌舞伎座。
現在上演中の歌舞伎
『仮名手本忠臣蔵』に賑わう劇場を
また北海道東北北陸の
大雪に関しては、事故等ないことを
お祈り申しあげます。
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