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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

橋と眠る(弐)〜演じているひとびと

2025年01月28日 | 鑑賞・まなび

【跨線橋のある町。

今橋渡の家族はちょっとした

意地の張り合いで崩壊寸前。

父と母は別居し、母はアル中になり、

妹の美由だけが家族再生に奔走する中、

渡自身は病院で重い宣告を受ける。

恋人で漫画家の理恵はデビュー後の

プレッシャーに耐えられず

薬物に頼り幻覚に苛まれている。

自分の在り方を探しながら

不器用に生きる渡、家族、恋人。

橋は取り壊しが近づき、

人々の人生がそこに交錯する。

橋とそれを渡る魂たちの

切なく不思議な物語。

今はもう渡ることの出来ない

三鷹跨線橋への哀惜と賛歌。】

 

いろんな場所に使われている

公式のあらすじ。

まさに全てを語っております。

 

昨日の〈…壱〉にも書いたように、

東京都三鷹市のJR三鷹駅から

武蔵境駅の間の跨線橋を「主人公」に

製作された映画は

市内在住の俳優たちを中心としたチームで

撤去工事前の姿を焼き付けた。

 

そんな『橋と眠る』には旧知の一升が出演。

今は横浜に暮らす彼も元は三鷹辺りに居た。

おっと、一升は昔の活動名で

最近はウクレレ片手に歌っているから

ミュージシャン濱野ロイというべきか。

クレジットもそちらになっている。

 

 

それからもう1名。

制作委員会にも名を連ねる丸山太郎。

「にも」というか……、

制作サイドにいて、教諭が本業の彼は

あらすじ6行目の場面の白衣を貸すべく

現場に行ってら「医師役」に抜擢されたと。

見事な役者ぶりでした。

 

そんな起用は彼ばかりではないようで、

「文化祭でクラスで創る映画」の匂いが

良い意味で醸し出された70分!

 

『侍タイムスリッパー』の爆発といい、

本作の満員御礼といい(私のみた回は)、

最新技術が進むなか、映画みてるのか

VFXみてんのか判らん昨今に、

血の通った「活動写真」も求められる

(‘’も‘’と書いた。最新技術の否定ではない)

時代なんだろうな〜。

 

最後に上映後の舞台挨拶。

右端に、プロデューサーにして

監督脚本主演の、神山てんがい。

濱野ロイは左から二人目。

 


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