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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

五所瓦(立合篇)

2025年06月26日 | 鑑賞・まなび

NHKの『72時間』が好き

だけれど毎週欠かさず見るほど

熱烈な視聴者にはなっていない。

何曜何時も覚束なかったりもする。

テレビをつけて

何をみよーかなとリモコンをいじり、

たまさか1チャンネルに・・・

生まれ落ちた街「川崎駅」にほど近い

朝から飲める定食屋(本放送4月4日)が

映し出されり、

父の故郷・青森県五所川原市の

プレハブの店(同6月13日)だったり。

 

後者は屋台から始めて、

夜のみ開く立ち食いそばの店。

上京した娘の為に夜も働く母、

三代続くりんご農家の姉妹、

五所川原の芯ともいえる祭

「立佞武多」で太鼓や笛や鉦を

担う青年たちが登場し、

耳に懐かしい津軽弁を堪能。

 

吉幾三『俺ら東京さ行ぐだ』

(1984年リリース)で

♫テレビも無ェ、ラジオも無ェ、

くるまもそれほど走って無ぇ

(中略)朝起ぎで、牛連れで、

二時間ちょっとの散歩道♪

と歌われた五所川原は、しかし

津軽の二大都市青森市と弘前市から

等距離にあり、人口は六番目と

決してド田舎ではない。

 

・・・余談だが、青森県には

南津軽郡田舎館村がある。

読みはまんま「いなかだてむら」。

また、

〈青森県は青森・八戸・弘前の

三大都市だろう〉とのツッコミには、

「はい」と答えよう。

八戸は旧南部藩ゆえ津軽二大都市は

青森と弘前。

そして、祭は「たちねぷた」と

濁らないと補足しておく。

まさかと思うが念の為、

ストーブ列車としても人気の

五能線の終始発駅でもある所の

読みは「ごしょがわら」。

 

 

青森県は相撲県でもある。

142年間、幕内力士が途絶えたことがない。

こんな都道府県は皆無

 

それを知ってか知らずか、

なかいま剛は『うっちゃれ五所瓦』を

1988年から1991年に連載。

熱血高校相撲漫画だ

 

あ、主人公が五所川瓦角

(ごしょがわら・かく)であって

舞台は神奈川県になる。

 

奇しくも。

父の出身「ごしょがわら」が

主人公の姓で、僕の生れ育った

神奈川で展開する。

 

作者のなかいまは、ちばあきおの

アシスタントを経てデビューしているが、

僕の愛してやまない『キャプテン』

『プレイボール』を創り上げた

最高の漫画家とも繋がっている奇遇。

 

(明日につづく)


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