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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

上野のキリンの後ろ足

2025年04月15日 | キリン

 

ファンジ(オス)とグレー(メス)が

日本の地に降り立ったのは

1907年3月15日。

ドイツから船で横浜港へ

和暦でいえば明治40年のこと。

そして上野動物園にやって来た。

 

しかし。

年明け間もない1月8日、グレーが。

ファンジも3月23日に逝った。

⋯後を追うように

 

主要因はキリン舎の暖房不備。

他の飼育舎には整っていたが

キリンの家は諸般の事情

(予算、時間、経験などなど)で

間に合っていなかった。

日本の冬に耐えられなかったのだ。

 

 

哀しい話のあとにノーテンキな一葉。

ご存知『ぽちゃーズ』の

中央に、ぽちゃキリン。

 

昨日のブログ

友人に呼ばれて降り立った上野で

キリンを次々に発見する旅・・・

その後半はマルイ上野店5階の

「マルイノアニメ」。

そこに『ぽちゃ〜』の展示があった。

 

これを潮に「上野じゃなくても!」

なキリンとしか出会えなかった

 

ユザワヤで1頭、多慶屋で1頭。

 

 

「たべっ子どうぶつ」に至っては

どこにでもいる

 

 

動物はジラフで、伝説上の瑞獣が麒麟。

世界では線引されている。


日本ではビールメーカーなどの麒麟と

動物園にいる首の長い偶蹄類キリンが

混在しているわけだが⋯⋯

初めて日本にやって来る折、

「西洋の首の長い動物・ジラフ」では

予算獲得上、インパクトが弱いから

「伝説の麒麟」を輸入する!と

カマしたことから、と謂われている。

 

そんな「お上」との攻防のなか

2頭は予定より早く来日。

飼育技術ふくめて準備不足で

冒頭の悲劇となった。

 

日本キリン史

独ハーゲンベック動物園よりの

短い交流から少し長い時間、

我々は出会うことなく実に26年。

世は昭和⋯⋯ようやく二代目が!

 

【尻尾につづく】

 

 


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