麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ガクフ

2024年06月12日 | 身辺雑記

SNSを眺めていたら、

シニア劇団でも活躍する母を

その子や孫たちが祝う映像が。

    

美しい家族の絆という、

文字にすると陳腐になるけれど、

そんな投稿に、ほっこりした。

 

ほっこりしつつ、歌うお孫さんの

手元に目が行った

スマホを見ながら……そう歌詞か

あるいは楽譜がそこにはある。

 

6月3日付、弊blogに綴った

ジャズのビッグバンドのライブでも

そういえば譜面台にパッドを置いて

演奏するプレーヤーが2、3人いた。

他は皆、紙の楽譜だったけれど。

 

と書きながら

演劇の稽古場でもスマホやパッドに

台本を取り込んだ役者がいる風景が

最近は驚きではないのだった。

書き込みもできちゃうもんな

 

 

ほんとスマホはどんどん賢くなり、

昭和のおじさんはどんどん遅れて、

ついていけないわけである。

 

過日。

珍しくタクシーにかみさんと乗る。

デカイ荷物があったからで先に降り、

トランクから出して、建物軒下で待つ。

雨の日だったのだ

なかなか降りて来ない。

 

「d払いしようとしたら出来ずに

結局現金で払った」と。

聞けば、ドライバーさんも年輩の

新米さんで二人して「???」

となったらしい。

「バーコードが読めなくてさぁ」

d払いにはお世話になっているから

「最初に出てくるヤツじゃ駄目よ。

〈支払い〉押してQRコードだすの」

……その程度は、てか、その程度しか

活用できていないのである。

 

そんなスマホにブック型どころか

プラのケースすら付けていない

(だから画面コーティングもなし)。

「カバーくらいしなさいよ」と

かみさんの父からたしなめられたのは

タクシーd払い事件のあった夜だ。

 

ちなみに私から見た彼は「岳父」。

でも妻の立場で夫の父親を言う場合は

使わないらしい。

でも言葉は生きているから、

将来的にはどちらも岳父になる……

かもしれない。

 

以上、楽譜と岳父の話。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする