敏腕Pの日々のつぶやき

テアトルシアター代表。担当舞台作品について他、演劇やスポーツ等々の雑感を気の向くままに。

女と男とシェ……の〈一学期〉

2018年12月11日 | 俳優座
俳優座LABO公演vol.36
『女と男とシェイクスピア』
幕開きの12月8日、どこぞでデモ。
そのため建設中の麻布警察署の、
前あたりからズラリ警察車両が並び、
交通規制・・・結果、ちょうど
俳優座劇場横の細い路地が迂回路に。
中には大きな音を出す四輪、二輪が
「なんで真っ直ぐ行けねーんだ」的に
クラクションやエンジンを唸らす。

本当に勘弁してほしい((T_T))
アトリエ公演は厚い壁に囲まれた
劇場と違い、五階の稽古場だ。
その他にも。
映像の不具合が開演前に起き、
その流れで会場設営も遅れ……
初日ならではのアクシデントを
スタッフはじめ劇団員の力を合わせ、
乗り越えて、気づけば全公演の
三分の一を消化した。
大学を主たる舞台にするため
〈開講〉と8日に書いたが、
その流れで言えば一学期修了だ。



通信簿がわりにアンケートの声を
幾つか拾って紹介します・・・

人生をブラッシュアップさせられた。

おもちゃ箱から次々に光るものが
 出てくるような素敵な芝居でした。

シェイクスピアが好きになりました。

現代社会の矛盾・課題・問題が
 シェイクスピア作品と絡めて
 存分に語られていました。

会場と一体感のある演出と照明が
 素晴らしかった。拍手を送ります。

色んな形の愛を感じました。

90歳の中村たつの年齢を感じさせない
演技への賛美はあまりに多く、
また若手の健闘を称える声も少なくない
が、そのあたりはあえて控えます。

さあ、中盤へ。
お客様を交えた「芝居」から
戴いた発見をプラスして加速します。
コメント
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