麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

櫻と父のコードシェア(3)

2015年05月01日 | 制作公演関連
コーナーキックからの展開を
何度も何度も繰り返し、
今のはFWがもっと深く切り込もう、
サイドは敵守備陣を引き付ける動きを、
などなどワンプレー毎に役者と演出が
積極的にディスカッションして
精度を高めているのが、ここ数日の
『父帰る2015』の稽古風景だ。

ネタばれに留意しつつ伝えるなら。
「今の父の台詞だと兄は辛いよね」
「確かにやりにくいな…、
もっと早く母が止めに入れない?」
「それには兄のテンションが
今より急角度に一気に高まると、
母は行きやすいよね」

昨日のブログがアウトロダクションに過ぎ、
少し捕捉したかったのである。

あ、J-Theater+東京ハイビーム
共同企画公演における現況の話っす。

実戦形式主体の『櫻の園 Japan mix』は
昨日も通し稽古。ただ時間が限られており、
ダブルキャストは一、三幕と二、四幕
入れ替わりで演じることに。


稽古場の外観である。

左手の緑の看板は写りがよくないが
診療所である。その掲示板には、
この医療法人の友の会会員向けの
バスツアーだの、落語鑑賞会だの
イベント告知があって興味を引いた。

思えば民間の医療機関において、
利用者サービスという付加価値で
患者を獲得したいところだろう。

診療所側からすれば、あくまで結果で
地域の人々の病気を治すのは勿論、
まず罹患しない健康な体が肝要で、
それには家に閉じ籠らず、
茶話会などで積極的に人と接する。
一言でいえば「予防医学」が先だ、
と主張するとは思う。

さて。演劇にもその効能がある。
劇場で泣いて笑って、明日の活力を!

ふ~、横道にそれたがなんとか軌道修正。

横道といえば、4月20日の本稿に
中野駅の煉瓦敷の小路のことを書いたが
正式には「煉瓦坂」だと昨日知った。


そして前述の稽古場BOX-1は、
この坂を上ってさらに五分強歩いた
大久保通り沿いにある。
日曜日まで連日通うのだ。
コメント
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