麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

再び中板橋での「暫く」

2012年12月28日 | 制作公演関連
一昨日のブログで書いた通り
昨夜は遊戯空間の稽古初日。

フリーの制作としては
同じカンパニーでの
芝居が続くのは稀有だ。
公演と公演の間隔が
普通短くとも三ヶ月ほど空く。
ので、その間に別の集団の
作品に制作で入るから。

12/12,13
『仮名手本忠臣蔵』から
2/8~10『詩×劇/
未来からのことば』へ。

ただ作品は古典から現代詩と
大きくフィールドが変わるし、
メンバーも前作に続き6人が
名を連ねはするが、
遊戯空間初登場の俳優が6人、
しかも若い女優が多い。
だから空気感がまるで違う。

あたかも五輪を終えて、
四年後に向け新しい代表チームが
できたかのようだ。
もちろん残るベテランがいて、
監督が変わったことで復活する選手、
今まで召集されなかったのが
不思議だった中堅プレーヤーなど
バランスも取りながら
平均年齢は下がる、的な。

(ちなみに演出は同じです。
あくまで例えの話

まだ出版前の詩の上演になる。
既作も含むが、作家と育んだ
長い信頼関係から
許可を頂いての舞台化だ。

主たるテキストは和合亮一の
『廃炉詩篇』・・・言わずもがな
重いテーマとなるが、
若い役者の瑞々しさが
うまくマッチすればと思いながら
稽古場の片隅に居た。



昨今すっかり定着した
アフターイベントも開催。
9日土曜14時の回終演後、
ゲストに柳美里さんを迎え、
作者の和合亮一さんと
主宰篠本賢一という顔ぶれ。

年内は、和合作品に取り組む為の
ワークショップを30日に行い、
稽古の本格スタートは年明け4日。

中板橋の「アトリエそら」へ
通う日々がまた始まります。
    
コメント
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