忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

地震雷火事母さん

2009-09-06 | 平和を
 原爆ドームから離れてはいるが、広島市内に暮らす孫たちは時折平和公園に行く。そのせいなのか孫は丸木俊の絵本【ひろしまのピカ】(小峰書店が大好きで前回会いに行った時も、家に持っているのに公民館の図書室でまた同じ本を借り廊下の椅子に座り読んでもらっておとなしく聞いていた。
 先日はヒロシマの正確な爆心地はどこと電話で問われた。孫が行きたいらしい。わが家の本棚にも
住民の調べた、被爆前の住宅地図はある。それよりどうせなら平和公園の資料館に行けば爆心地付近の模型あるからと話してはいた。「行って見る」との返事はもらっていた。
 数日経って『昨日、平和記念資料館に行ったよ。ゴーと言う効果音と人形が怖かったって、「原爆の音?」って怯えていた』のメールが入った。私も孫が気になって「○うなされなかったですか?資料館も見たんですね。落ち着くまでが心配」とメールした。
 『全然問題なし、元気に幼稚園に行きました。母に怒られるほうが、恐ろしいみたい』冗談混じりのメールだが、絵本や原爆ドームです見て来て以上の忘れられない印象を残しただろうとは思いたい。
 ウルトラマン大好きの孫だが、原爆投下での破壊の怖さは権力を握った人間の行う戦争への欲望の末。地震雷など自然災害ではない。お母さんがたまには子供をきつく注意する平和の社会でありたい。