忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

思い出ずれたが

2009-09-22 | 共に
 町の大きな行事が開催された。各別のテントもずらりと並ぶ。日陰にすれば心地良い風を感じ、風のわりには土煙も気にならない程度で助かる。他ののテントの後ろに立っていると、誰かに声をかけられた気がして振り向いた。
 「お久しぶり、元気だった?」の言葉に、私も挨拶を返しながら誰だったかと考える。名前も住んでいる所もよく出会っていた知人とまではわかる。だが何関係での知り合いだったか忘れていた。
 『』差別問題の座談会仲間とも似ているが違う。お互いに親しみのある関係で会話は続く。彼から私の兄のことを聞かれ、職業も思い出し話がひろがる。立派な体格だが体の調子はよくない部分がある。
 だけど地区の関係する行事には無理してでも参加する。今日も幾つかこなす予定だとも言う。元々小さななのに、高齢者や体の不自由な人はいても若い人が少ない。
 人数が足りない(増えない)理由の1つが、に来て住む人たちはいても『』入りしないから‥と聞いた。義務ではなく自由ではある。「」とは[①比較的少数の家を構成要素とする地縁団体。共同体としてまとまりをもった民家の一群。村の一部]と広辞苑。 『』と人権を考えるひとときともなった。