忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

大いなる西部

2006-03-20 | 平和を
 町に映画館はない。テレビで映画を見ることも滅多にない。ゆっくり見たいが時間もない。この夜も通しては見れなかった。
 過去に見ていると思ったのは、間違いだろうか。他の西部劇での風景かもしれない。だが流れる音楽だけは、確かにこれだと覚えている。
 カラーテレビの無かった頃、もちろんモノクロの西部劇映画をよく見た。シリーズ物があるほど人気もあったのだろう。
 アメリカ開拓時代の西部が舞台。物珍しさで見ていたが、決闘やインディアンとの戦闘など人間が人間を殺すシーンの多さに驚いた。
 居住地を奪われ殺されるアメリカ原住民が悪役で、侵略者といえる白人たちが正義を独占している。時代は変わってもアメリカは変わっていないのか。
 大いなる西部の正義感のある暴力を否定する主人公を見てせめて今のアメリカに彼ほどの心があればと思ってしまう。