Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

新緑の伊達な旅 ⑦ 仙台 夜の部

2015-05-09 21:33:08 | Restaurant/Bar/Cafe
さて晩御飯の時間です。
仙台の繁華街、国分町へ。


今回仙台のご飯処決めるに当たっても結構迷いまして、
マラソン重視なら禁酒なんだけど、
せっかくの仙台ナイトだから美味しいものを、と思えばお酒必須だし

わたし、
お料理屋さんだと一皿一酒でマリアージュ楽しんじゃうタチなんで、
ついたくさん飲んじゃうんですが、
鮨だと最初は日本酒ちびちびでつまみを頂いて、握りはお茶でもいけちゃいます。

ということで、
この度はいままで行きそびれていたこちらに伺うことにしました。

すし蓑さん。

靴を脱いで店内へ。
カウンター8席です。
大将にごあいさつしまして、冷酒(山和)をお願いしました。

おつまみスタートです。

手前はアジのタタキ、奥はとり貝の炙り。
とり貝を開かずに肝と一緒にいただくのははじめて。
とてもおいしい。


鯛のお椀。
激ウマです。


鯛の白子。


芝エビの昆布締め。


莫久来 (バクライ)。
他のお客さんには混ぜてから出してましたが、
わたしにはホヤとこのわたを別々に。

ヤバイ 
酒が進むじゃないか


手前は青柳とウドの酢味噌和え。
ウドは秋田のだとおっしゃってましたすごくおいしかった。
奥は北海道の小柱。
辛み大根が絶妙。



サワラと鯛の桜蒸し。


蒸しアワビ。

ここから握りです。


小肌 おぼろかませてあります。


さより 木の芽かませてあります。


エビ


赤身


ウニ
カマスの一夜干しをおまけに。


赤貝
チョー旨かった
ミネラル感、フルーティー感。


赤貝のヒモを海苔とともに。
奥は赤貝の肝。


タコの頭 ワサビの皮の醤油漬けとともに。


中トロ。

まだいけますかと聞かれたので、
そうですね、もうちょっといけます・・・と言っちゃいました


トキシラズ
たっぷりの脂に実山椒が効いてる。


真鯛。


大トロ炙り。


穴子。
とろふわです。


玉子。
あんまり甘くないカステラ風です。


最後にデザート代わりに水茄子を仙台味噌ベースのタレを添えて。
これ、超ウマかった!

以上でございました。

久々にすごく楽しい鮨でした

この日は5組入っていたのですが、
出すものや順番がそれぞれ違ってました。
調理時間やネタの在庫なんかも関係しているとは思いますが、
常連さんには常連さんなりの、
同伴の食べなれてなさそうな若いお姉さんにはわかりやすいものをって感じで。
一見客のわたしには、
どちらからいらしたんですか、ああ北海道、
ああ明日走られるんですか、っていう初めの会話と、
私の食べ方を見て、どの時点かはわからないけど私が食べなれてる人だと分かって、
出すもの考えてくれたなーと思います。
おまかせっていうとみんなおんなじのが出てくることが多いですが、
鮨は修行だと思っているわたくしにとっては、
こういうふうに人を見てくれる大将がいると、
こちらも修行する甲斐があるっていうもんです

お鮨はめっちゃストライクかと言われるとそうでもないんですが、
バランスはよいです。
変に築地から寄せたりしないで、
ふつうにその辺のおいしいものを美味しく出すって感じの姿勢が潔く、
その当たり前のことをセンス良くこなしていて、
すごく気持ちよく居られました。

今回はお酒制限しましたけど、
いつかここで好きなだけお酒飲みながら魚を旨くいただきたいなあ。

とっても満足しました。
ごちそうさまでした。
またよろしくお願いします。

気持ちよく、9時過ぎにホテルに戻り、翌日の出走準備をして、


つづく。



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